東京発の現代アートを満喫!50美術館・ギャラリーを専用バスで巡る「アートウィーク東京」が11月4日~7日に開催

東京国立近代美術館、森美術館、アーティゾン美術館など美術館6館、ギャラリー44軒の計50を会場に、東京から現代アートを世界に発信するプロジェクト「アートウィーク東京」が11月4日(木)から11月7日(日)まで行われる。会場を結ぶ4つのルートを巡回する「アートバス」では、車内でのみ楽しめる4作品を体験できる。

この期間に行われている複数の現代アートの展覧会や展示を巡ってもらう試みで、アートバスは11000円、42000円ほか、各種パスの提示でどのルート、どのバスも乗り降り自由で、美術館での割引や特典を受けられる。また、各会場の情報を網羅したAWTインフォメーションセンター(東京都港区南青山5-4-30)も開設される。

詳細やバスのチケットの購入は、イベント公式サイトへ。

4つのルートごとに展覧会をピックアップし、その作品を画像で紹介する。

ROUTE A

森美術館 「アナザーエナジー展:挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人」

フィリダ・バーロウ《アンダーカバー 2》2020
展示風景:「アナザーエナジー展:挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人」森美術館(東京)2021年、Courtesy: Hauser & Wirth、撮影:古川裕也、画像提供:森美術館

カイカイキキギャラリー 「Event Horizon」

ジャンマリ・アプリユ《Mars》2020
©︎Jean-Marie Appriou

ギャラリーサイド2 「三井淑香新作展」

三井淑香《壺の間》2020

ROUTE B

アーティゾン美術館 ジャム・セッション 石橋財団コレクション×森村泰昌 M式「海の幸」— 森村泰昌 ワタシガタリの神話

森村泰昌《自画像/青春(Aoki)》2016/2021

無人島プロダクション 「ディスリンピアン2021」

風間サチコ《人間富嶽》2017
Courtesy of Fuchu Art Museum, photo by Mineo Sakata

Take Ninagawa 大竹伸朗「残景」

大竹伸朗《残景 1》2019
© Shinro Ohtake, courtesy of Take Ninagawa, Tokyo, photo by Kei Okano

ROUTE C

ワタリウム美術館 梅津庸一展「ポリネーター」

梅津 庸一

スカイザバスハウス 「Tornscape」

名和 晃平《tornscape》

ナンヅカ アンダーグラウンド 「SOME DAYS ARE DIAMOND」

ワハブ・サヒード《Secret in Scars》2021
©Wahab Saheed, courtesy of NANZUKA

ROUTE D

東京国立近代美術館 柳宗悦没後60年記念展「民藝の100年」

《羽広(はびろ)鉄瓶》羽前山形(山形県) 1934年頃 日本民藝館

小山登美夫ギャラリー 「シュシ・スライマン展」

シュシ・スライマン《PETA》2021
© Shooshie Sulaiman, courtesy of Tomio Koyama Gallery

(読売新聞デジタルコンテンツ部 岡本公樹)

イベント公式サイト:ART WEEK TOKYO

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