【開幕】「イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜ーモネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン」展 三菱一号館美術館で来年1月16日まで

モネの《睡蓮の池》をはじめ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン、セザンヌなどの人気作家の作品が初来日する「イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜ーモネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン」展が10月15日(金)から三菱一号館美術館(東京・丸の内)で開かれます。イスラエル最大の文化施設であるイスラエル博物館が誇る印象派とポスト印象派のコレクションから、えりすぐられた名品が並びます。来年1月16日(日)まで。
*内覧会の動画を追加しました。
イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜ーモネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン |
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会期:2021年10月15日(金)~2022年1月16日(日) |
会場:三菱一号館美術館(東京都千代田区丸の内、JR東京駅丸の内南口から徒歩5分) |
休館日:月曜日と年末年始の12月31日、2022年1月1日(ただし10月25日、11月29日、12月27日、1月3日、1月10日は開館) |
開館時間:10時~18時(祝日を除く金曜日と会期最終週平日、第2水曜日は21時まで)※入館は閉館の30分前まで |
入館料(当日券):一般1900円、高校・大学生1000円、小・中学生無料 前売券:一般のみ1700円 |
三菱一号館美術館のホームページ |
開幕前日の内覧会を取材しました
あす10月15日(金)から三菱一号館美術館(東京・丸の内)で始まるイスラエル博物館所蔵「印象派・光の系譜」展。内覧会に伺っています。ゴッホの「プロヴァンスの収穫期」など人気画家の初来日作品が多く、実に豪華です。

こちらも目玉のモネ「睡蓮の池」。ステキです。やはり初来日。

途中の撮影可エリアには先に紹介した2点を含め、ピサロやセザンヌなど光鮮やかな作品がずらりと並び、気分も晴れやかに。




光と影、の美もあります。レッサー・ユリィの諸作品は特に印象的でした。おすすめ。



ルノワール、ゴーガンももちろん。充実のコレクションです。



併せて嬉しい特別展示もあります。モネの「睡蓮:水の風景連作」のうち、イスラエル博物館の所蔵作品とほぼ同じ縦長構図の2点(DIC川村記念美術館、和泉市久保惣記念美術館が所蔵)を紹介。11月30日からは東京富士美術館の「睡蓮」もここに加わります。すごいですね!

三菱一号館美術館さんといえば、のオディロン・ルドンの「グラン・ブーケ(大きな花束)」も登場です。贅沢ですね〜。

ショップにはレッサー・ユリィの作品をあしらったものが。さすが分かっていらっしゃる!(^^)
すごい顔触れに圧倒されました。「あなたの知らないモネが来る。」がキャッチフレーズですが、もちろんモネだけではありません。「印象派・光の系譜」展は2022年1月16日(日)まで。
(読売新聞美術展ナビ編集班 岡部匡志)
今展は、あべのハルカス美術館(大阪市)に巡回します。会期は2022年1月28日(金)~4月3日(日)。あべのハルカス美術館の展覧会情報ページはこちら。
主な出品作品や展示構成をまとめたプレビュー記事もご覧ください。
【プレビュー】日本初出展の名品多数 「イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜ーモネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン」展 三菱一号館美術館で10月15日開幕