料紙にもこだわり「源氏物語<浮舟>を書く 慶徳紀子書展」銀座の画廊で17日まで

日本の表現者ならば挑戦したいテーマのひとつが源氏物語だろう。かな書家の慶徳紀子さんが源氏物語の浮舟の物語を”現代”に書によって描いた個展「源氏物語<浮舟>を書く 慶徳紀子書展」が10月12日(火)から17日(日)まで、東京・銀座の鳩居堂画廊で開かれています。入場無料。

古典を現代に書くにあたって慶徳さんがこだわった点の一つが、料紙という。およそ半数の作品に、日本古来の料紙を再現してきた飯島太千雄さんが作った和紙が使われました。

慶徳紀子さんは「古典的だけど今の時代の新しさも表現しました。書は書だけど、料紙などを含めた総合美術として仕上げました」と話しています。
(読売新聞デジタルコンテンツ部 岡本公樹)
源氏物語<浮舟>を書く 慶徳紀子書展 |
---|
会期:2021年10月12日(火)~10月17日(日) |
会場:鳩居堂画廊・4階 |
開場時間:午前11時~午後6時(17日は午後5時まで) |
入場料:無料 |
問い合わせ:03-3574-0058 |
銀座線銀座駅A2番出口すぐ |
慶徳紀子さんのインタビューも公開されています。