【10月25日更新】10月に始まった美術展・展覧会を公式SNSとともに紹介

引き続き<芸術の秋>の10月は多くの注目展が全国各地の美術館・博物館で始まりました。展覧会や会場の公式SNS(ツイッター)とともに紹介します。

白井晟一 入門展

建築家白井晟一を回顧する「渋谷区立松濤美術館 開館40周年記念 白井晟一 入門」展が10月23日(土)、白井が設計した渋谷区立松濤美術館で開幕しました。2022年1月30日まで。


【開幕】「白井晟一 入門」展が白井が設計した渋谷区立松濤美術館で来年1月30日まで

学者の愛したコレクション―ピーター・モースと楢﨑宗重―

北斎の研究者に着目。「学者の愛したコレクション―ピーター・モースと楢﨑宗重―」展は10月12日、すみだ北斎美術館で始まりました。

北斎研究の泰斗 生涯かけた収集品 「学者の愛したコレクション ―ピーター・モースと楢﨑宗重—」展 すみだ北斎美術館

最澄と天台宗のすべて

天台ゆかりの秘仏が集結!特別展「最澄と天台宗のすべて」が10月12日、東京国立博物館(上野)で始まりました。『阿・吽』のおかざき真里さんのトークも盛り上がりました。チケットは美術展ナビチケットアプリでも購入できます。


「最澄と天台宗のすべて」トークイベント 『阿・吽』おかざき真里ら「平安時代の偉大な天才・最澄を語る」

民藝の100年

「柳宗悦没後60年記念展 民藝の100年」は10月26日から来年2月13日まで東京国立近代美術館で開催。


【開幕】柳宗悦没後60年記念展 民藝の100年 東京国立近代美術館で来年2月13日まで

棟方志功と東北の民藝

「棟方志功と東北の民藝」が日本民藝館(東京都目黒区)で10月1日から11月23日まで開かれています。青森出身の版画家、棟方志功(1903〜1975年)が東北や故郷への思いを込めた作品とともに東北の多彩な民藝の品々が並びます。(日本民藝館のツイッターアカウントはありません)

【開幕レビュー】「棟方志功と東北の民藝」日本民藝館で11月23日まで 東北が育んだ豊かな創造性

イスラエル博物館所蔵 印象派展

「イスラエル博物館所蔵印象派・光の系譜―モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン」展が10月15日から三菱一号館美術館で始まりました。

【開幕】「イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜ーモネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン」展 三菱一号館美術館で来年1月16日まで

木組 分解してみました

国立科学博物館・竹中大工道具館共同企画展 「木組 分解してみました」が10月13日から、国立科学博物館(東京・上野公園)で開催されています。世界に誇る日本の職人の技である「木組」の魅力と見た目にはわかりにくい高い技術を紹介します。


【開幕】竹中大工道具館との共同企画「木組 分解してみました」国立科学博物館で11月24日まで

谷崎潤一郎をめぐる人々と着物

文豪・谷崎潤一郎の波瀾万丈の生涯を振り返りつつ、作品の登場人物や、谷崎とその家族の着物に注目したユニークな展覧会「谷崎潤一郎をめぐる人々と着物」展が10月2日から弥生美術館で開催中。


【開幕レビュー】リアルとフィクション、融合の愉楽 「谷崎潤一郎をめぐる人々と着物」展 弥生美術館

フィンレイソン展

「創業200周年記念 フィンレイソン展―フィンランドの暮らしに愛され続けたテキスタイル―」が10月9日から京都文化博物館で始まりました。

【レビュー】「創業200周年記念 フィンレイソン展」(京都文化博物館)北欧フィンランドのデザインの世界へ没入

庵野秀明展

エヴァンゲリオンやシン・ゴジラなど常に注目を集める「庵野秀明」展が10月1日に国立新美術館(六本木)で開幕しました。

チームラボプラネッツ

東京・豊洲にあるチームラボのミュージアム「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」に10月8日から新たに2つのアート作品が加わりました。さらに、それに合わせて、京都発のヴィーガンラーメン店、同ミュージアムの作品に使用されたランを持ち帰りできるフラワーショップがオープン。


【全エリア体験レポ】「チームラボプラネッツ」に2つのアート作品とともに「ラーメン店」「花屋」がオープン

小早川秋聲展

異色の日本画家の大規模回顧展。東京ステーションギャラリーにて、「小早川秋聲 旅する画家の鎮魂歌」展が10月9日に開幕しました。(東京ステーションギャラリーのツイッターアカウントはありません)


【開幕レビュー】豊かな叙情と確かな技量 「従軍画家」の真の姿を知る 小早川秋聲展 東京ステーションギャラリー

正倉院展

第73回正倉院展が10月30日から奈良国立博物館で開かれます。前売りのみです。7日には開封の儀も行われました。

縄文2021展

世界遺産に登録されて注目の集まる「縄文2021」展が10月9日、江戸東京博物館で始まりました。


【開幕】「縄文2021―東京に生きた縄文人―」江戸東京博物館で12月5日まで

ブダペスト国立工芸美術館名品展

ジャポニスムからアール・ヌーヴォへ、世界を旅した日本の美意識を紹介。「ブダペスト国立工芸美術館名品展」が10月9日にパナソニック汐留美術館で開幕しました。


【開幕】「ブダペスト国立工芸美術館名品展 ジャポニスムからアール・ヌーヴォーへ 」パナソニック汐留美術館で12月19日まで

鬼滅の刃展

ミュージアムグッズも怒濤のごとく。「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展」が10月26日、森アーツセンターギャラリーで開幕。


【プレビュー】初の原画展「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展」が 森アーツセンターギャラリーで10月26日に開幕

印象派―画家たちの友情物語

石橋財団コレクション選「印象派―画家たちの友情物語」が10月2日からアーティゾン美術館で始まりました。同時期開催の「M式「海の幸」―森村泰昌 ワタシガタリの神話」も注目展です。

和田誠展

和田誠展は10月9日から東京オペラシティ アートギャラリーで開催されています。


【開幕レビュー】「あぁ、あれだ」「えっ、これも」 納得と驚きの連続で、膨大で多岐にわたる仕事の全体像が理解できる「和田誠展」

大英博物館ミイラ展

6体のミイラをCTスキャン!「大英博物館ミイラ展 古代エジプト6つの物語」が国立科学博物館で10月14日に始まりました。


【開幕】「大英博物館ミイラ展 古代エジプト6つの物語」国立科学博物館で来年1月12日まで

琉球王国の文化展

「手わざ―琉球王国の文化」展が10月19日に九州国立博物館で始まりました。

語りの複数性

「語りの複数性」展が東京都渋谷公園通りギャラリーで10月9日スタート。入場無料です。
【開幕】「語りの複数性」展 東京都渋谷公園通りギャラリーで12月26日まで

河鍋暁斎展

思わず目をひく作品ばかり。「河鍋暁斎」展は10月29日から太田記念美術館にて。

虫めづる日本の美

「虫めづる日本の美 ― 養老孟司×細見コレクション―」が10月29日から細見美術館(京都)で始まります。

シルバニアファミリー

「シルバニアファミリー」展は10月2日から笠間日動美術館(茨城県)で開かれています。

川瀬巴水展

近年、人気上昇中の新版画。「川瀬巴水」展は10月2日から、SOMPO美術館にて開催中。


【開幕レビュー】シンプルだけど緻密、分かりやすいけど超絶技巧―― 「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」 SOMPO美術館

描くひと 谷口ジロー展

『孤独のグルメ』や『歩くひと』がテレビドラマ化され、注目を集めている漫画家・谷口ジロー(1947-2017)。自筆原画など約300点で谷口の世界を紹介する「描くひと 谷口ジロー展」が世田谷文学館で10月16日、始まりました。


【レビュー】緻密な絵と構成が誘う不思議な読後感 「描くひと 谷口ジロー展」 世田谷文学館(東京・世田谷)で始まる

吉田博展

明治から昭和にかけて風景画の第一人者として活躍した吉田博(1876―1950年)の、木版画を集めた「没後70年 吉田博展」が10月23日から11月28日まで、川越市立美術館(埼玉県)で開かれています。

没後70年 吉田博展(埼玉展)

(読売新聞デジタルコンテンツ部)