庵野秀明展 稀代のクリエイターの「過去・現在・未来」を紐解く 国立新美術館で10月1日開幕

『新世紀エヴァンゲリオン』 1995年放送 ©カラー/Project Eva.

庵野秀明展 HIDEAKI ANNO EXHIBITION
会期:2021年10月1日(金)~12月19日(日)事前予約制(日時指定券)
会場:国立新美術館(東京・六本木、都営地下鉄大江戸線・東京メトロ日比谷線「六本木」駅から徒歩4〰5分、東京メトロ千代田線「乃木坂」駅直結)
開館時間:10:00~18:00 ※毎週金・土曜日は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで
観覧料:一般2100円、大学生1400円、高校生1000円
休館日:毎週火曜日 ※ただし11月23日(火・祝)は開館
問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
詳しくは展覧会HP
『シン・ゴジラ』 2016年公開 ©2016 TOHO CO.,LTD

『エヴァンゲリオン』『シン・ゴジラ』をはじめ手掛けた作品は次々と社会現象となり、今やその動向は日本のポップカルチャー界最大の関心事といって過言ではない庵野秀明。本展はアニメーター時代に参加した過去作品や、監督、プロデューサーとして活躍する最新の仕事までを網羅。そのイマジネーション豊かな創作の舞台裏に迫る。クリエイターとしての原点になった「アニメ」「特撮」の原画やミニチュアなどをはじめ、アマチュア時代から現在に至る直筆のメモやイラスト、脚本、設定、イメージスケッチ、画コンテ、レイアウト、原画、ミニチュアセットなど多彩な制作資料を展示する。世界初となる「庵野秀明」の展覧会だ。展示の構成を紹介する。

【過去】庵野秀明の原点と彼がリスペクトするもの

『ウルトラマン』『仮面ライダー』『宇宙戦艦ヤマト』『機動戦士ガンダム』など、庵野秀明が幼少期から敬愛する漫画、アニメ、特撮作品にまつわる貴重な資料を展示する。

【現在】アマチュア時代から現在に至るまでの軌跡をたどる

無名のアマチュア時代から、一世を風靡した『新世紀エヴァンゲリオン』、そして興行収入100億円を超えた『シン・エヴァンゲリオン劇場版』に至るまでを紹介。門外不出の関連資料でたどる。

【未来】未来へ継承するためのアーカイブ

「僕らがいなくなってもアニメや特撮が残るようにしたい」という思いで庵野秀明が立ち上げたATAC(特定非営利活動法人アニメ特撮アーカイブ機構)をはじめ、未来へ向けた継承のためのプロジェクトを紹介。『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』『シン・仮面ライダー』の大型立像など、最新の仕事もみせる。

その一挙手一投足に社会が注目する存在となった稀代のクリエイター。アニメーションや映画のファンだけでなく、現代の日本文化の実相を考える上でも必見の展覧会となるだろう。

(読売新聞美術展ナビ編集班 岡部匡志)

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