【開幕】「中山英之展 ,and then」 愛知淑徳大学 長久手キャンパス

©ToLoLo studio

展覧会名:中山英之展 ,and then

会期:2021年9月4日(土)~9月19日(日)

開催時間:10:00~19:00 入場無料

会場:愛知淑徳大学 長久手キャンパス 8号棟5階プレゼンテーションルーム(愛知県長久手市、名古屋市営地下鉄東山線「本郷」駅より名古屋市営バス「猪高緑地」行き終点下車)

気鋭の建築家、中山英之氏がかつて手がけた建築物について、その後の姿を映像作品として紹介する。

film 1. 弦と弧(2017年竣工)

監督:八方椎太

2階建ての大きさに、かたちのばらばらな10層の平面が重なった住居兼仕事場。上下するカメラが、その場所での朝から晩までを記録します。

© Go Itami

film 2. mitosaya 薬草園蒸留所(2018年竣工)

カメラ:江口宏志 企画:川村真司

人の来なくなってしまった薬草園を、果物と薬草を使った蒸留所に生まれ変わらせる計画。動き始めたばかりのお酒造りを1人称カメラが見つめます。

© Eizo Okada

film 3. 岡田邸(2009年竣工)

監督:岡田栄造、空間現代 音楽:空間現代

街角に吊るされた高さ7・5メートルのカーテン。その奥に続く、どこかで見たホテルの廊下のような空間。そこにある生活の断片が、静止画のように切り取られます。

© Sein Sakaguchi

film 4. 家と道(2013年竣工)

監督:坂口セイン 音楽:坂口セイン、中山順子

道を挟んで並んだ、素材は違うけれどまったく同じかたちをした2軒の家。実はそれらは道の下で繋がっていて・・・・・。家と道のあいだで撮られた、ほんの短いある日の出来事。

© MItsuo Okamoto

film 5. 2004(2006年竣工)

監督:YU SORA 音楽:庄子 渉

住宅街に取り残されたクローバーの生えた地面と、その上に50センチだけ持ち上げられた白い木箱のような家。アニメーションとスライドショーによる短編。

film 6. かみのいし(2019年)

監督:梅原 徹/砂山 太一

音楽:梅原 徹

「部屋に置くための石」のできるまで。

「中山英之展 ,and then」愛知巡回展のサイト から、360度カメラで撮影されたオンライン会場も見ることができる。

本展は、TOTO株式会社が運営する「TOTOギャラリー・間」(東京・乃木坂)で開催された展覧会を、同大の建築・インテリアデザイン専攻の学生が愛知巡回展として再構成した。学部3年生を対象とした授業「デザインワークショップ」の受講生が会場計画・施工を担当した。

中山英之氏(撮影:Takashi Kato)

中山英之(なかやま・ひでゆき) 1972年福岡県生まれ。2000年東京藝術大学大学院修士課程修了。伊東豊雄建築設計事務所勤務を経て、2007年に中山英之建築設計事務所を設立。2014年より東京藝術大学准教授。SD Review 2004 鹿島賞(2004)、第23回吉岡賞(2007)、グッドデザイン賞 金賞(2019)、JIA新人賞2019(2019)など受賞多数。主な作品に「2004」(長野県、2006)、「О邸」(京都府、2009)、「石の島の石」(香川県、2016)、「弦と弧」(東京都、2017)、「mitosaya薬草園蒸留所」(千葉県、2018)など。主な著書に『中山英之/スケッチング』(新宿書房、2010)、『中山英之|1/1000000000』(LIXIL出版、2018)、『建築のそれからにまつわる5本の映画 ,and then:5 films of 5 architectures.』(TOTO出版、2019)など。

(読売新聞美術展ナビ編集班 岡部匡志)

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