【開幕】「春夏秋冬/フォーシーズンズ 乃⽊坂46」東京国立博物館 ⽇本美術と現代のポップアイコンが融合する意欲的な展覧会

会場の内観

「春夏秋冬/フォーシーズンズ 乃⽊坂46」が94⽇(⼟)、東京国立博物館 表慶館(東京・上野公園)で開幕した。春夏秋冬の花が表現された7点の日本美術(複製)の古典と、アイドルグループ・乃木坂46を重ね合わせ、インスタレーションを使い紹介する意欲的な展覧会だ。11⽉28⽇(⽇)まで。

7つの解き明かされる日本美術の本質と作品(展示作品はすべて複製)、乃木坂46の担当パフォーマー、映像作家は、以下のとおり。

①⽇本美術の遠近表現

「花下遊楽図屛⾵ 狩野⻑信筆」

担当パフォーマー︓齋藤⾶⿃(乃木坂46)

映像作家︓⼤久保拓朗

齋藤⾶⿃©乃木坂46LLC

②妖しい美

「焔 上村松園筆」

担当パフォーマー︓遠藤さくら(乃木坂46)

映像作家︓池⽥⼀真(ピクス所属)

遠藤さくら©乃木坂46LLC

③切り取られた瞬間

「夏秋草図屛⾵・⾵神雷神図屛⾵ 酒井抱⼀筆・尾形光琳筆」

担当パフォーマー︓⼭下美⽉(乃木坂46)、久保史緒⾥(乃木坂46)

映像作家︓神⾕雄貴(maxilla所属)

⼭下美⽉(手前)、久保史緒⾥©乃木坂46LLC

④ループ構造

「秋草図屛⾵ 俵屋宗雪筆」

担当パフォーマー︓⽣⽥絵梨花(乃木坂46)

映像作家︓東市篤憲(A4A所属)

⽣⽥絵梨花©乃木坂46LLC

⑤秘められた⾵景

「⾒返り美⼈図 菱川師宣筆」

担当パフォーマー︓賀喜遥⾹(乃木坂46)

映像作家︓横堀光範

賀喜遥⾹©乃木坂46LLC

⑥時間のジオラマ化

「四季花⿃図屛⾵ 伝雪⾈等楊筆」

担当パフォーマー︓星野みなみ(乃木坂46)、与⽥祐希(乃木坂46)

映像作家︓今原電気(ダダビ所属)

星野みなみ©乃木坂46LLC
与⽥祐希©乃木坂46LLC

⑦シュールなだまし絵

「振袖 ⽩縮緬地梅樹衝⽴鷹模様」

担当パフォーマー︓梅澤美波(乃木坂46)

映像作家︓伊藤衆⼈(ロボット所属)

©乃木坂46LLC
梅澤美波©乃木坂46LLC

公式図録やオリジナルモチーフのグッズなど、展覧会オリジナルグッズも充実している。

9月4日の開幕日には、乃木坂46メンバーを代表して3人のコメントが発表された。

乃木坂46・賀喜遥⾹さん

古典と現代の融合と聞いたときは、古き良き⽇本の美術と乃⽊坂46がどうコラボするのかな︖と想像もつかなかったのですが、実際に展⽰会場に⾏ってみると、⽇本美術とそれをイメージした私たちの映像作品が、1つ1つ違ったかたちで展⽰されていて、でも同じ空間に溶け込んでいるような⾃然な感じがしました。また、美術品を観るうえでも、ただ⾒るだけでなくその歴史の背景も知ることができて、私⾃⾝も勉強になったし、とても楽しかったです。

乃木坂46・齋藤⾶⿃さん

まず、⼊ってすぐの展⽰室ということで、とてもワクワクしていました。私が参加させていただいた作品は展⽰の仕⽅がインパクトのあるものになっているので、この作品でお客さんの気持ちをグッと引き込む事ができたら嬉しいです。

⾃分では、ここもうちょっとああできたなとか、じっくり⾒ると改善点を⾒ようとしてしまうのですが、皆さんには優しい⽬で、とにかく優しく、じっくり楽しんでいただけたらと思います。⽇本の歴史と、現代の技術と、こうして時空を超えて作られた作品の中に居られた事を⼤変光栄に思います、ありがとうございます。

乃木坂46・梅澤美波さん

過去に⽇本で暮らす⼈達が どんなもので楽しんで、どんな物に感動して、何に価値を感じていたのか、作品を通して詳しく知ることが出来る⾯⽩さと、その素晴らしい作品たちを現代のものとして表す、その難しさを乗り越えた先の作品達になっています。

そんな⽇本国宝の⼀つ⼀つと現代の技術を全⾯に感じられる作品が対になっているので、⾒⽐べて⾃分の中で答え合わせしながら楽しんでもらいたいです︕

 

「春夏秋冬/フォーシーズンズ 乃⽊坂46

会場:東京国立博物館 表慶館(東京・上野公園)

会期:202194⽇(⼟)〜1128⽇(⽇) *事前予約制(日時指定券)

休館日:⽉曜(ただし920 ⽇(⽉・祝)は開館)、 921⽇(⽕)

時間:9301700 ⾦・⼟曜は2000 まで(⼊館は閉館の60 分前まで)

観覧料:⼀般・⼤学⽣1,800 円、⾼校⽣1,000 円、中学⽣以下、障がい者・介助者1名は無料(⽇時指定券必要)

詳細やチケットの購入方法などは公式サイト https://nogizaka-fourseasons.jp で

 

(読売新聞デジタルコンテンツ部)

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