【開幕】動物しかいない”町”に迷い込むすてきな迷子「はしもとみお 木彫展 いきものたちの交差点」(吉祥寺美術館)

「はしもとみお 木彫展 いきものたちの交差点」が8月21日から、武蔵野市立吉祥寺美術館(東京都武蔵野市)で始まった。10月3日まで。
開幕当日のはしもとみおさんのツイッター
私は東京行くと必ず迷子になります。
動物たちに会えるすてきな迷子なら、いつでもしてみたい。
吉祥寺美術館での展覧会、はじまりました。 https://t.co/QosWX2RYEK pic.twitter.com/fktUf6uBUg— はしもとみお (@hashimotomio) August 21, 2021
「はしもとみお 木彫展 いきものたちの交差点」 |
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会場 武蔵野市立吉祥寺美術館 (東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-16コピス吉祥寺A館7階、JR線・京王井の頭線「吉祥寺駅」北口より徒歩約3分) |
会期 2021年8月21日(土)〜10月3日(日) |
開館時間 10:00〜19:30 |
休館日 8月25日(水)、9月29日(水) |
入館料 一般300円、中高生100円、小学生以下・65歳以上・障がい者の方は無料 |
詳細は同館サイトへ |
開幕前日の取材レポ
あす21日(土)から始まる「はしもとみお 木彫展 いきものたちの交差点」の会場(武蔵野市立吉祥寺美術館)を取材しました。会場で、はしもとみおさんご本人に話しを伺いました。

「東京に動物しかいない架空の町があります。ふだん東京に住む人がバスに乗って『森町』か『猫町』のバス停を降りると、いきものたちがいます。みなさんは迷い込んでやってきたこの町のゲストです」
はしもとさんデザインのバス停が不思議な世界へいざなってくれます。


「美術展というより、いきものたちに会いにくるつもりで気軽に見に来てくれれば。いきものたちの顔をじっと見てるだけで、いい時間が過ごせると思います」
記者はかわいくて生き生きとした木彫にいやされました。
「<動かない>動物を見るのは初めての感覚という人もいると思います」
はしもとさんが作るのは「今生きている」もしくは「生きていた」特定のいきものたちです。
<わさお>の体の形をしたチケットもステキです。ミュージアムショップも充実しています。
「はしもとみお 木彫展 いきものたちの交差点」は8月21日~10月3日、武蔵野市立吉祥寺美術館で、入館料は一般300円、中高生100円です。
(読売新聞デジタルコンテンツ部 岡本公樹)