【開幕】武将の美意識を伝える個性豊かな武具 「美しき備え ―大名細川家の武具・戦着―」(東京・永青文庫)

戦の道具に焦点を当てた永青文庫の夏季展「美しき備え ―大名細川家の武具・戦着―」が開幕した。


戦国時代、武将は数多くの武具・戦着(いくさぎ)を誂えた。武具とは鎧・兜などを、戦着とは陣羽織・鎧下着などを指すが、命を守るための優れた機能性だけでなく、外見や意匠にも独創的な工夫が凝らされ、軍や自らの士気を高める役割を果たしていた。


本展では、永青文庫に伝わる名細川家の歴代藩主たちが所有していた武具から、美的素養を有する藩主たちが誂えた武具・戦着を最新の調査結果を交えながら紹介する。大名家伝来品には、武将の美意識を反映した個性豊かな武具・戦着が残されており、武家男性の洒落た一面を垣間見ることができる。


鎌倉時代につくられた、中世螺鈿鞍の名品国宝「柏木菟螺鈿鞍」も期間限定展示される(8月24日から展示)。
会期中展示替えあり。9月20日まで。

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