【開幕】19世紀末の英国を舞台にした人気マンガ「黒執事展-RichBlack-」(松屋銀座)

「黒執事展 –Rich Black-」メインビジュアル ©Yana Toboso/SQUARE ENIX

3000万部突破の人気マンガが展覧会に

世界累計3000万部を突破した人気マンガ「黒執事」の連載15周年を記念した「黒執事展-RichBlack-」が8月13日に松屋銀座(東京・銀座)で開幕した。8月31日まで。
「黒執事」(著・枢やな)は月刊「Gファンタジー」(スクウェア・エニックス刊)で2006年10月号から連載が始まった。19世紀末のイギリスを舞台に、孤高の少年貴族シエル・ファントムハイヴと契約した“悪魔”で執事のセバスチャン・ミカエリスが繰り広げる物語だ。

会場の入り口(撮影:重本隆)

展覧会の会場は、テーマである「RichBlack(リッチブラック)」(黒に様々な色を重ね合わせてつくる、黒より深い黒)を基調にしたビジュアルで統一され、作者・枢やなの自筆イラストや、数々の名シーンを振り返る連載原稿の原画など、約250点を展示する。また、展覧会オリジナルグッズも多数販売されている。

アニメのキャストで音声ガイドの2人が魅力語る

会場を見学する小野大輔さんと坂本真綾さん(撮影:重本隆)

開幕前夜の8月12日には、アニメ版のキャストで、今展の音声ガイドを担当しているセバスチャン役の声優・小野大輔さんと、シエル役の声優・坂本真綾さんが会場を訪れ、感想や見どころを語った。

Q)展覧会をた感想は?

小野大輔さん 「黒執事」15年の歴史を一気に観せて頂き、とても幸せな気持ちです。枢先生が込めた思い、魂をひしひしと感じました。また「黒執事」を取り巻く方々の熱量も伝わってきて嬉しくなりました。
坂本真綾さん 入口から入った瞬間から「黒執事」の世界に包み込まれるような演出で、観ている間はここがどこか分からない別世界にいるような感じがしました。見どころがいっぱいなので、じっくり時間をかけて楽しめる展覧会になっているなと思いました。

見学する小野さんと坂本さん(撮影:重本隆)

Q)展覧会のイチオシは?
小野さん 生原稿のコーナーですね。入ってすぐのところに「悪魔で執事ですから」の展示があります。
この作品の入り口であり、根幹のセリフで、あのシーンの生原稿が観られるんです。目の前にしたときに自分が初めてセバスチャンを演じた際の感覚を思い出して、鳥肌が立ちました。
坂本さん 映像コーナーではこの展覧会のために、私たちの声入りのオリジナル作品が観られます。今までアニメになっていないシーンで、ここでしか観られませんので是非ご覧頂きたいと思います。

見学する小野さんと坂本さん(撮影:重本隆)

Q)音声ガイドを二人で収録した感想は?
小野さん 二人そろっての収録は久しぶりだったので、とても心強かったです。執事は主人がいないと存在できないので、真綾ちゃんのシエルの声を聴いた時、背筋がピンと伸び、その瞬間「黒執事」をやっていてよかったなと思いました。
坂本さん 二人一組になって紡がれる物語なので、セバスチャンとシエルはお互いが存在しないと輝けない二人だと思います。私も小野さんと同じで、小野さんの声を聴くとタイムラグを感じることなく、すぐにシエルになれました。

見学する小野さんと坂本さん(撮影:重本隆)


Q)音声ガイドのイチオシは?
小野さん アニメにはない二人の丁々発止のやり取りですね。枢先生からは「陰険漫才」と言われました。
坂本さん 二人の秘密のひそひそ話のようなやり取りがありますので、自分だけが耳元で聴ける音声ガイドならではの楽しみ方ができます。

見学する小野さんと坂本さん(撮影:重本隆)

Q)気になるグッズは?
小野さん 「ビターラビットベーシックセバスチャン」です。

ビターラビット ベーシック セバスチャン ¥5,100(税込)

坂本さん 「燕尾Tシャツ」です。

燕尾Tシャツ ¥4,000(税込)

Q)展覧会開幕に当たって「黒執事」ファンへのメッセージ
小野さん 「黒執事」15周年を迎えることができました。枢先生の頑張りはもちろんですが、ファンの皆さんが長きにわたって「黒執事」を愛してくれたからだと思います。セバスチャンに成り変わってお礼申し上げます。執事は主人がいないと存在できません。枢先生がセバスチャンだとすれば、応援してくださるあなたがシエル、ご主人様だと思います。これからも末永く「黒執事」を愛してくださいますようお願いいたします。
坂本さん 15年の長きにわたって愛される作品を描き続けるエネルギーに圧倒される展覧会です。「黒執事」は私の代表作でもあり、これからも世界中のいろんな世代の人々に楽しんで頂けたらいいなと思います。

会場を訪れた小野さんと坂本さん(撮影:重本隆)
黒執事展-Rich Black-
会期:2021年8月13日(金)-8月31日(火)
開場時間:午前10時30分~午後8時
入場は閉場の30分前まで、最終日は午後5時閉場、日曜は19時30分閉場
会場:松屋銀座8階イベントスクエア(東京都中央区銀座3丁目6−1
東京メトロ銀座線、丸ノ内線、日比谷線「銀座駅」A12番出口直結
入場料:一般1300円/高校生900円/中学生700円/小学生500円/パンフ付2800円
「全日日時指定制」。日時指定チケット販売はローソンチケットで発売
(音声ガイドは700円)
詳しくは公式サイトへ。

※松屋銀座での開催後、大阪・福岡・兵庫・石川・新潟・愛知など巡回予定。

(読売新聞デジタルコンテンツ部 岡本公樹)

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