被爆した瓶から生まれたアート「祈りの花瓶展2021―ナガサキを忘れない―」 8月10日まで

“平和の祈り”を受け継いでいく。被爆した瓶から生まれたアート展「祈りの花瓶展2021―ナガサキを忘れない―」 が7月30日から8月10日まで、Popularity gallery & studio(東京・神宮前)で開かれている。入場無料。
「祈りの花瓶展2021―ナガサキを忘れない―」 |
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会場 Popularity gallery & studio |
東京都渋谷区神宮前2-3-24 |
会期:2021年7月30日〜8月10日 会期中無休 |
入場料 無料 |
詳細はHPで |
会場を取材した美術展ナビのツイート
「祈りの花瓶展2021―ナガサキを忘れない―」 Popularity gallery & studio(東京・神宮前)に伺いました。原爆の熱風で変形した瓶を3Dスキャンし、長崎の波佐見焼で精密に再現したものです。作品を手に取ることができます。→(続 #祈りの花瓶展 pic.twitter.com/IfMR142KEn
— 美術展ナビ (@art_ex_japan) August 3, 2021
外苑前駅から裏通りを抜けて会場のギャラリーへ。次の角が国立競技場で、お巡りさんや見物の人でいっぱい。この状況だけでも十分アートです。「被爆地では当たり前だった8月9日に黙祷のサイレンが、東京ではならないことに違和感を感じたこと」がプロジェクトの契機になりました。→(続 #祈りの花瓶展 pic.twitter.com/AB3SQx4Ho7
— 美術展ナビ (@art_ex_japan) August 3, 2021
再現したとはいえ、やはりリアルなモノが持つ重みや迫力は何物にも代え難いです。普通の生活環境ではありえない不思議な変形の持つ説得力。「人があやまちを繰り返すのは、それを忘れたとき。」という言葉が重いです。→(続 #祈りの花瓶展 pic.twitter.com/wiyj76epzR
— 美術展ナビ (@art_ex_japan) August 3, 2021
会場で流れる映像「ナガサキを忘れない」も印象的でした。8月10日(火)まで。8月9日午前11時02分には黙祷も行われます(感染症対策のため定員制、詳しくはサイトへ)。#祈りの花瓶展 https://t.co/HxSX45tB2Q
— 美術展ナビ (@art_ex_japan) August 3, 2021
8月9日の長崎原爆忌の会場を取材
きょうは76回目の長崎原爆忌。被爆して変形した瓶を精密に再現、展示する「祈りの花瓶展2021―ナガサキを忘れない―」の会場、Popularity gallery & studio(東京・神宮前)でも、平和祈念式典の中継に合わせて来場者が黙祷しました。 pic.twitter.com/prvSWCwmSp
— 美術展ナビ (@art_ex_japan) August 9, 2021
午前11時2分、家族連れや若者が目を閉じ、ギャラリーは静謐な空気に包まれました。2017年から展示を続けている長崎出身のデザイナー、毎熊那々恵さんは「まるで長崎にいるような雰囲気でした。お子さんたちにもよい経験になったのでは」。海外での展示も目指したいそうです。 pic.twitter.com/T7txbEx6tX
— 美術展ナビ (@art_ex_japan) August 9, 2021
会場は国立競技場のすぐそば。夜遅くまで多くの見物客でごった返したという周辺の通りも、一夜明けて静けさを取り戻していました。 pic.twitter.com/1ChHBiAMw6
— 美術展ナビ (@art_ex_japan) August 9, 2021
会場は国立競技場のすぐそば。夜遅くまで多くの見物客でごった返したという周辺の通りも、一夜明けて静けさを取り戻していました。 pic.twitter.com/1ChHBiAMw6
— 美術展ナビ (@art_ex_japan) August 9, 2021