【開催中】平和祈り、子ども描き続け 「いわさきちひろ展」 茨城県近代美術館

「あめ」1960年頃 ちひろ美術館蔵

展覧会名:いわさきちひろ展

会期:2021年7月24日(土)~8月29日(日)

休館日:月曜日(ただし8月9日は開館、翌10日は休館)

開館時間:午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで)

会場:茨城県近代美術館(水戸市千波町、水戸駅南口から徒歩約20分、同駅からバスで「文化センター入口」下車徒歩約5分)

入館料:一般1100円、満70歳以上550円、高大生870円、小中生490円

「世界中の子供みんなに  平和  としあわせを」と願い、生涯にわたって子どもを描き続けた画家、いわさきちひろ(1918~1974)の歩みと作品を詳しく紹介する。絵本やカレンダーなどの原画約120点と豊富な資料を展示、今なお高い人気を誇る作家の作品世界を深く味わう内容だ。

子ども 1949年[コンテ] ちひろ美術館蔵
ハマヒルガオと少女 1950年代半ば[油彩] ちひろ美術館蔵
油彩画や素描など稀少な初期作品も登場。初期から晩年までの多様な作品が一堂に会する。

風船と舞い上がる少年 1968年(『あかいふうせん』偕成社より) ちひろ美術館蔵
カーテンにかくれる少女 1968年(『あめのひのおるすばん』至光社より) ちひろ美術館蔵
戸口にたつおにた 1969年(『おにたのぼうし』ポプラ社より) ちひろ美術館蔵
はなぐるま 1967年 ちひろ美術館蔵
赤い帽子の男の子 1971年 ちひろ美術館

今展ではアートユニットplaplaxが、いわさきちひろ作品とのコラボレーションにより制作したメディア・アート作品も展示される。大人も子どもも楽しい時間を過ごすことができる。

「絵の具の足あと」 2018年
「絵のなかの子どもたち」 2018年

何かとせわしない世情。こういう時だからこそ、流行に左右されることなく、一貫した姿勢で作品づくりに情熱を傾けたいわさきちひろの世界に浸りたい。

(読売新聞美術展ナビ編集班 岡部匡志)

 

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