芸術新潮8月号の特集は「とっておきの聖地」 第2特集は「平野甲賀」

芸術新潮8月号

雑誌「芸術新潮」の2021年8月号が7月21日発売された。今号の特集は、「いよいよ行ける日のために とっておきの聖地」。
ヨーロッパとイスラム圏を中心に、「そこに芸術のある聖地」をたくさんの美しい写真で紹介する。

芸術新潮8月号より

担当編集者の大久保信久さんは「芸術とはもともとは聖地を荘厳する営みですから、今年で創刊72年目を迎える芸術新潮では、これまでに膨大な数の聖地を芸術と共に紹介してきました。その中からの選りすぐりの13カ所です。写真も本当に美しいものばかりで、編集作業中に思わずうっとり見とれていました。また、野町和嘉さんによる近年の預言者モスクの写真を一般誌で初めて掲載しています」と話している。

芸術新潮8月号から

第2特集は、今年3月に亡くなった装丁家でグラフィックデザイナーの平野甲賀さん(1938~2021年)。<追悼にはまだ早い。残された仕事を現在形で語りたい>とする特集だ。
定価1500円。購入は、書店や芸術新潮のサイトから各インターネット書店で。