【開幕】過去最大規模の個展 「GENKYO 横尾忠則  原郷から幻境へ、そして現況は?」(東京都現代美術館)

日本を代表するの現代美術家の一人、横尾忠則(1936~)の大規模個展「GENKYO 横尾忠則  原郷から幻境へ、そして現況は?」が、東京都現代美術館で開幕した。


いわゆる「画家宣言」から40年。アーティスト・横尾忠則は、めまぐるしくスタイルの変遷を重ねながら、森羅万象あらゆるものをモティーフとして、おびただしい数の作品を生み出してきた。本展では、絵画を中心に初期のグラフィック・ワークを加えた豊富な作品によって、その芸術の全貌を明らかにする。その数500点以上! 横尾芸術の全貌に触れることができる、最大規模の展覧会となる。


さらに、作家自らが監修して展示を構成。愛知県美術館で開催された同展から出品作品を半分以上入れ替え、構成を根本から見直して、全く新しい展覧会として生まれ変わらせた。新しい観点から語られた横尾芸術の真実を体感できる。また、コロナ禍で制作した大作ばかり20点以上に及ぶ新作も初公開する。
本展は事前予約優先、10月17日まで。