【開催】マン・レイの足跡を振り返る 「マン・レイと女性たち」(東京・Bunkamura ザ・ミュージアム)

アメリカとフランスで活躍し、今もなお世界的な人気を誇る芸術家、マン・レイの展覧会「マン・レイと女性たち」が、Bunkamura ザ・ミュージアムで開幕した。
マン・レイは、マルチな才能を発揮し、自らを「万能の人」レオナルド・ダ・ヴィンチに例えた。その独創的な撮影スタイルや技法で、大胆さと優美さを持つモデルたちの魅力を引き出し、多くの傑作を生み出した。
本展では、芸術家としての道を歩み始めたニューヨーク、シュルレアリストとして創作活動に打ち込んだパリ、戦禍を逃れ移住したハリウッド、そして再びパリへと拠点を移した彼の人生を4章で構成。彼がさまざまな愛と別れ、発見や冒険、遊びを体験していく時間軸、そしてその時々のミューズとなった「女性たち」をキーワードに、写真作品のほか、絵画やオブジェなどを加えた250点を超える選りすぐりの作品を展示する。
本展は日時予約制、9月6日まで。