いにしえから石に美を感じてきた日本人の感性を知る「美の壺『こころ震わす 巨石』」25日放送(BSプレミアム)

鬼の試刀岩(島根・鬼の舌震)

番組名:美の壺
「こころ震わす 巨石」
放送日:6月25日(金) 19:30~19:59
放送局:BSプレミアム

美の壺」は、俳優の草刈正雄さんのユーモラスな寸劇とともに、日本の「美」をひとつのテーマに絞り込んで追求する長寿番組だ。
今回のテーマは「巨石」。
東京国立博物館で開催中の特別展「国宝 聖林寺十一面観音-三輪山信仰のみほとけ」では、三輪山の巨石の遺跡で出土した祭祀の道具などが展示されている。世界遺産の沖ノ島でも、古墳時代に巨石のまわりで祭祀が行われたことが知られている。
日本人の巨石への思いは、古代だけにとどまらない。番組では、イサム・ノグチと長く共同製作をした石彫家など、現代のアーティストらと巨石のつながりをとりあげる。

弁慶の七戻り(茨城・筑波山)

日本各地にある「巨石群」は、自然が作りだした天然の美だ。各地で、いまも地元で「磐座いわくら」として信仰されている場所も多い。

鬼の試刀岩(島根・鬼の舌震)

島根県・奥出雲には、人気漫画「鬼滅の刃」でもモチーフとして使われたとされる巨石が注目を集めている。

絹谷幸太さん作品

巨石は、現代のアーティストの感性も刺激し続けている。
「石の声」に耳を傾けながら製作を行う、と言うのは彫刻家・絹谷幸太さんだ。

イズミ家(石の家)リビング

香川県在住の石彫家・和泉正敏さんは、イサム・ノグチと長く共同製作をした経験を持つ。和泉さんは自宅も石で作り上げ、家の大黒柱はノグチの作品「黒い太陽」(シアトル美術館蔵)の製作中に残された石の一部という。

古代から現代まで、日本人の感性を刺激続けてきた巨石の魅力を再発見できるだろう。

(読売新聞デジタルコンテンツ部 岡本公樹)

「国宝 聖林寺十一面観音-三輪山信仰のみほとけ」展についての記事はこちら。
【開幕】初めての東京「国宝 聖林寺十一面観音-三輪山信仰のみほとけ」展(東京国立博物館)

東京都美術館で開催中の「イサム・ノグチ 発見の道」展の記事はこちら。
【再開】ノグチ芸術の精髄に迫る 「イサム・ノグチ 発見の道」(東京都美術館)

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