【開幕】「茶入と茶碗 『大正名器鑑』の世界」(東京・根津美術館)

根津美術館で企画展「茶入と茶碗 『大正名器鑑』の世界」が開幕した。茶入と茶碗、今日の茶の湯で最も人気の高い道具といえるこの二つの道具に着目した展覧会となる。
茶入と茶碗が重要視されている理由のひとつに、大正10年から約5年間で、全9編11冊および索引を刊行した『大正名器鑑』の存在がある。この本では875点もの茶入と茶碗(天目も含む)の名品が取り上げられ、それらの観賞の指針が明確に示されている。
本展では、館蔵の茶入と茶碗を中心に『大正名器鑑』の成立過程を概観するとともに、その刊行関連行事で用いられた作品も紹介。引き出し付きの漆塗り木箱2箱に納められた豪華版である『大正名器鑑』の初版本も展示する。
本展は事前予約制(場合により当日受付あり)。7月11日まで。

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