【プレビュー】ミューズたちとの創造と達成 「マン・レイと女性たち」展 Bunkamura ザ・ミュージアムで7月開幕

《眠る女(ソラリゼーション)》 1929年 ゼラチン・シルバー・プリント(後刷) 個人蔵 / Photo Marc Domage, Courtesy Association Internationale Man Ray, Paris / © MAN RAY 2015 TRUST / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021 G2374

展覧会名:マン・レイと女性たち

会期:2021年7月13日(火)~9月6日(月)

会場:Bunkamura  ザ・ミュージアム(東京・渋谷、渋谷駅より徒歩7分)

時間:10:00~18:00(最終入館時間17:30) 毎週金曜・土曜は21:00まで(入館は20:30まで)

休館日:7月20日(火)のみ休館(変更の場合あり)

観覧料:一般1700円、大学・高校生800円、中学・小学生500円ほか

詳しくは公式サイトへ。

《カメラをもつセルフポートレート(ソラリゼーション)》1932-35年頃 ゼラチン・シルバー・プリント(ヴィンテージ) 個人蔵 / Courtesy Association Internationale Man Ray, Paris / © MAN RAY 2015 TRUST / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021 G2374

20世紀を代表する芸術家、マン・レイ(1890~1976)の人生には多くの女性が登場する。ミューズとなった女性たちと彼の創作との不可分な関係を、250点を超える作品で振り返る。

マン・レイは1921年、パリにわたり、モンパルナスで暮らした。「パリのアメリカ人」としてアーティストや文学者、モード界や社交界の人々と幅広く交流。恋人のキキ・ド・モンパルナスやリー・ミラーらをモデルとし、自由で自立した女性像として写真に残した。

《アングルのヴァイオリン》 1924年 ゼラチン・シルバー・プリント(後刷) 個人蔵 / Photo Marc Domage, Courtesy Association Internationale Man Ray, Paris / © MAN RAY 2015 TRUST / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021 G2374
《黒と白》 1926年 ゼラチン・シルバー・プリント(後刷) 個人蔵 / Photo Marc Domage, Courtesy Association Internationale Man Ray, Paris / © MAN RAY 2015 TRUST / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021 G2374
《リー・ミラー》 1930年 ゼラチン・シルバー・プリント(後刷) 個人蔵 / Photo Marc Domage, Courtesy Association Internationale Man Ray, Paris / © MAN RAY 2015 TRUST / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021 G2374
《エロティックにヴェールをまとう(メレット・オッペンハイム)》 1933年 ゼラチン・シルバー・プリント(後刷) 個人蔵 / Photo Marc Domage, Courtesy Association Internationale Man Ray, Paris / © MAN RAY 2015 TRUST / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021 G2374

シュルリアリストとしてモード誌に登場したマン・レイは、ファッション写真にも新風を吹き込む。

《上半身のカット、クリードのブラウス》 1936年 ゼラチン・シルバー・プリント(ヴィンテージ) 個人蔵 / Photo Marc Domage, Courtesy Association Internationale Man Ray, Paris / © MAN RAY 2015 TRUST / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021 G2374

第二次大戦中はアメリカに戻り、ロサンゼルスに暮らす。後半生のミューズ、ジュリエット・ブラウナーと結婚する。

《ジュリエット》(作品集『ジュリエットの50の顔』より) 1943年 ゼラチン・シルバー・プリント(ヴィンテージ)コンタクトシート 個人蔵/ Courtesy Association Internationale Man Ray, Paris/ © MAN RAY 2015 TRUST / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021 G2374

マン・レイ(1890~1976) フィラデルフィア生まれ。ブリックリンで仕立屋を営む両親のもと、画家になることを目指す。ニューヨークでダダイストを乗り、芸術活動を開始。1921年にパリにわたり、前衛作家としての活動の傍ら、時流を先んじた肖像・ファッション写真家として活躍する。印画紙の上に立体物を置いて直接感光させるレイヨグラフ、過度に露光することで画像が反転して現れるソラリゼーションなどの写真技法を初めて本格的に取り入れた。第二次大戦中はアメリカへ戻ったが、戦後ふたたびパリへ。同地で生涯を閉じる。

(読売新聞東京本社事業局美術展ナビ編集班 岡部匡志)

直前の記事

【プレビュー】現代のリアルを迫力の1枚に 「世界報道写真展」 東京都写真美術館で6月から

展覧会名:世界報道写真展2021 会期:2021年6月12日(土)~8月9日(月・休) 会場:東京都写真美術館(東京・恵比寿ガーデンプレイス内、JR恵比寿駅より徒歩約7分、東京メトロ恵比寿駅より徒歩約10分) 休館日:毎

続きを読む
新着情報一覧へ戻る