ニコニコ美術館主催で「春画展」 ネットで歌麿や北斎らの名品を紹介 4月24日(土)から 浦上満さん、橋本麻里さんが解説

2012年から各地の展覧会をネットで中継し、アートファンにはおなじみの「ニコニコ美術館」(株式会社ドワンゴ運営)が、初めての主催展として「春画展」を開催する。会期は4月24日(土)から5月1日(土)まで。生放送は2回を予定しており、第1回が4月24日(土)午後11時から。第2回が5月1日(土)午後11時から。放送予定や視聴方法など詳しくは公式サイトへ。

企画協力は、春画の世界的コレクターである浦上満さん(「浦上蒼穹堂」店主)と、日本美術を専門とするライター・エディターで、永青文庫副館長の橋本麻里さん。番組の解説も二人が担当する。

作品の特性上、一部の番組視聴時は視聴者が18歳未満ではない旨を確認するアナウンスがある。また、実際に作品が展示されている会場の公開は行わない。

主な展示作品は以下の通り。

■歌川派『扇面男女図』小判(変形)春画 江戸時代後期(19世紀)

■小判春画『役者と芸者』歌川派 江戸時代後期(19世紀)

■鳥文斎栄之『欠題組物』大判錦絵 江戸時代寛政期(18世紀末)

■勝川春潮『欠題組物』大判錦絵 江戸時代寛政期(18世紀末)

■歌川國虎『センリキャウ』色摺 江戸時代文政7年(1824年)

■葛飾北斎『つひの雛形』大判錦絵 江戸時代文化9年(1812年)

■肉筆春画『秘戯図画巻』江戸時代前期

■鳥橋斎栄里『婦美の清書』大判錦絵 江戸時代享和元年(1801年)

■歌川派 豆判春画 多数 江戸時代後期(19世紀)

■歌川国貞『花鳥余情吾妻源氏』色摺大本 江戸時代天保8年(1837年)

■歌川国貞『四季の詠』色摺大本 江戸時代文政10年(1827年)

■渓斎英泉『画図玉藻譚』色摺半紙本 江戸時代天保元年(1830年)

■渓斎英泉『古能手佳史話』色摺半紙本 江戸時代天保7年(1836年)

このほか、4月24日と5月1日の生放送では、上記作品に加えて喜多川歌麿『歌満くら』や葛飾北斎『喜能会之故真通』など、浦上満氏所蔵の名品も披露し、詳しく解説する。

◆あの「春画展」の図録も限定販売

2015年に永青文庫などで開催され、話題を集めた「春画展」の図録を、特典付き6600円(税込)で販売する。販売ページは4月24日(土)23時からの放送内で告知する。販売期間は5月9日(日)まで。売り切れ次第終了。

<「ニコニコ美術館」購入者特典>

山本仁商店謹製浮世絵てぬぐい(喜多川歌麿『歌満くら』)

(読売新聞東京本社美術展ナビ編集班 岡部匡志)

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