オンライン講演会「川合玉堂が目指したもの―風景表現の伝統と革新―」3月20日(土)14:00~15:30

川合玉堂 《松籟涛声》 1929(昭和4)年 絹本・彩色 1930(昭和5)年、「ローマ日本美術展覧会」に出品された作品

山種美術館は現在開催中の「【開館55周年記念特別展】川合玉堂山﨑種二が愛した日本画の巨匠」の関連イベントとして、オンライン講演会「川合玉堂が目指したもの―風景表現の伝統と革新―」を開く。概要は以下の通り。

講師 三戸信惠・山種美術館特任研究員

日時 3月20()14:0015:30

参加費 1000

定員なし

詳しくは同展公式ホームページ

 

玉堂は愛知県で生まれ、岐阜で育った。京都で円山四条派の流れをくむ望月玉泉や幸野楳嶺(こうのばいれい)らに師事した後、狩野派の橋本雅邦の絵に一目ぼれして東京に移住、雅邦のもとで研鑽を積む。狩野派、琳派、西洋画などの研究を通し、伝統的な山水画から近代的な風景画の世界へと画風を展開していく。

山種美術館創立者の山﨑種二とは親しく交流し、戦時中も種二はしばしば奥多摩の玉堂邸を訪れるなど玉堂の活動を支えた。その縁から山種美術館が所蔵する玉堂の絵は71点にも及ぶ。今回の展覧会では初期の代表作である《鵜飼》など明治期の作品から、古典的な筆法と写実的な風景表現を融合させた昭和初期の《石楠花》、自然とともに生きる人々の姿を穏やかに描いた《春風春水》や《早乙女》、戦後の第1回日展に出品された《朝晴》、さらに晩年の作まで名品の数々で玉堂の足跡をたどる。展示される作品は、望月玉泉や橋本雅邦ら交流のあった画家の作品も合わせ約70点。さらに山﨑種二や玉泉、雅邦、弟子の児玉希望などとの交流がうかがえるエピソードなども紹介している。

 

同展については、このサイト「美術展ナビ」でも紹介しています。

 

直前の記事

「灯りが象徴するささやかな幸せに重み」  Eテレ名作照明ドラマ「ハルカの光」 照明監修の萩原健太郎さんに聞く

芸術性の高い名作照明と、東日本大震災をテーマとするユニークなEテレ・名作照明ドラマ「ハルカの光」。5回シリーズの最終話が3月8日(月)に放送され、ストーリーはいよいよ大詰めとなる。北欧のインテリアに詳しく、同番組の照明監

続きを読む
新着情報一覧へ戻る