映画館で美術を楽しむ「アート・オン・スクリーン」の第2弾がスタート  レオナルド・ダ・ヴィンチ、パブロ・ピカソ、フリーダ・カーロを描いた3作

“映画館の大画面で美術を楽しむ”をコンセプトに、新しい体験を提案する「アート・オン・スクリーン」シリーズ。2018年初夏に『ミケランジェロ:愛と死』『私は、クロード・モネ』『フィンセント・ファン・ゴッホ:新たなる視点』が日本で連続公開され、美術ファンの話題を集めた。

3年ぶりとなる第2弾のテーマは「時代を創った芸術家たちの作品とその背景」で、美術史に巨大な足跡を残し、今なお影響を与え続けている3人をピックアップ。『天才画家ダ・ヴィンチのすべて』『ピカソがピカソになるまで』『フリーダ・カーロに魅せられて』の3作品を、TOHOシネマズシャンテほかで公開が始まった。詳しくは公式ホームページまで。

『天才画家ダ・ヴィンチのすべて』(原題Leonardo:The Works)

世界で最も有名な芸術家、といってよいだろう。『モナ・リザ』『白貂を抱く貴婦人』などのほか、議論の的になっている『サルバトール・ムンディ』など、彼の作と称される現存する絵画、全作品を世界8か国で収録した。世界有数のキュレーター、批評家、歴史家の証言も加え、ダ・ヴィンチの歩みとその芸術上の成果を振り返っていく。

©︎Succession Picasso/DACS, London2018 ©︎Nickolas Muray Photo Archives

『ピカソがピカソになるまで』(原題Young Picasso)

20世紀を代表する巨匠パブロ・ピカソ。美術教師の父の影響のもと、技術を磨いた幼少期、愛と人生に苦悩し新たな表現を模索し続けた「青の時代」、「バラ色の時代」。そして現代美術の出発点ともいわれる「アヴィニヨンの娘たち」を描く。若き日のピカソに大きな影響をを与えたマラガ、バルセロナ、パリの3都市をめぐり、彼が天才に至るまでの道のりをたどっていく。

『フリーダ・カーロに魅せられて』(原題Frida Kahlo

フェミニスト、革命家、そして自由な恋愛のアイコンでもあるフリーダ・カーロ。しかし、アーティストとしての本当の姿はどれだけ知られているだろうか。彼女の画家としての才能を掘り起こし、日記や書簡も紐解き、魅力的で壊れやすくも、激しく燃えたフリーダの魂を解き明かしていく。

<公開日程>2021年1月29日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開

<チケット>大人2,000円、学生1,500円

詳しくは公式ホームページへ。

(読売新聞東京本社事業局美術展ナビ編集班)

直前の記事

【リポート】 「あしたのために あしたのジョー!展 -情熱的にあすを生き抜くために-」世田谷文学館(東京・世田谷)で開催中

スポーツ漫画の金字塔と言われ、1968年の連載開始から50年経った今も世代を超えた熱烈なファンのいる「あしたのジョー」。漫画の原画や直筆原稿、パネルなどを通して「情熱的」に生きた主人公の矢吹丈と、その作者たちの思いを紹介

続きを読む
新着情報一覧へ戻る