【ゴッホ、鳥獣戯画、印象派】発表!みんなで選んだ今年(2021年)のイチオシ美術展・展覧会20選+α!

美術展ナビでは、読者のみなさんから、2021年の最も印象に残った美術展・展覧会をセレクトしてもらいました。12月16日~22日の1週間で、応募総数は526人(男女比は、女性が7、男性が3くらいでした)。たくさんのご参加ありがとうございました。31展のなかから、応募数の多かった順に20展を、寄せられたコメントやメッセージ(一部省略、人物・作品名などを校正したものもあります)とともに紹介していきます。20展以外でも、寄せられたコメントを最後のページで紹介しています。

1 ゴッホ展―響きあう魂 東京都美術館

「世界一のゴッホコレクターのヘレーネの作品を愛する気持ちと世界中に広めたいという思いが伝わる感動の展覧会でした」
「東京都美術館のゴッホ展は娘がはじめて行ってみたい!と一緒に来館しました。コロナ禍で美術館には毎月お一人様でしたが‥娘と一緒に観たゴッホはとても楽しかったです」
「ゴッホ展の最後の1枚がすごかった」
「ミュージアムショップのグッズの種類も多く、散財しました」
「4回も行きました! グッズもかわいくて、毎回たくさん購入してしまった!後から後から、新作が出るんですもの」


「へレーネのゴッホへの想いが伝わるとても良い企画展でした。中でも《悲しむ老人》は圧巻でかつてあれほど哀しむ人を見た事がない衝撃を受けました。観に行けて良かったです」
「黄色い家、糸杉、悲しむ老人が印象に残りました」
「新しい視点ながら、初心者にもわかりやすい、とても良い展覧会でした」
「ゴッホの描く世界観の移り変わりなどがよくわかり、とても興味深かったです。また、音声ガイドが説明文だけに留まらず、ゴッホと弟テオとの手紙の内容を感情込めて語られていたのでとても惹き付けられました」
「初めてゴッホの絵を生で見て、自分の世界と向き合っていたゴッホの熱量に圧倒されました」
「ずっと行きたくて有給使って平日にゆっくりと!美術とか詳しくないですが実際にヘレーネが愛したゴッホの作品を、他の画家たちの作品を生で見れて感無量でした!」
「やはり本物の糸杉には気品がありました」
「糸杉をこの眼で見ることができ感動しました」
「糸杉が良かった」
「本物の糸杉を見ることができてそれだけで満足できました」
「計り知れないヘレーネの存在を感じましたしサイプレス(*糸杉)の絵を見たときには素晴らしい感動を覚えました 他の展覧会には行けなかったので その分今年の私にとっての喜びでした」


「これだけの作品を一堂に目にできて感激しました」
「あまり知られていないオランダ時代の《砂地の木の根》という作品がとても印象に残った」
「才能だけで描いていたのかと思っていましたが、努力の人だったのだと知ることができました」
「鉛筆画など普段の展示では見られない種類の作品や、活動期間10年に渡る絵の変化も見られとても面白かったです」
「《夜のプロヴァンスの田舎道》はその迫力に圧倒されて余韻が残るような作品で見て本当に良かったです」
「単なるゴッホ作品の鑑賞に止まらないコレクションとしての展示が秀逸でした」
「ゴッホ展…ゴッホは勿論、ルドンもよかった」
「ゴッホの鮮やかな色彩に息を呑んだ」
「クセがあるので、好きな画家ではありませんでした。でも本物のゴッホの絵を見た時に、とても感動しました。たくさんの苦悩と表現方法を試して、独自の絵を亡くなる寸前まで描き続けたゴッホの情熱が絵を通して私の心に伝わりました。 その才能を後世に伝えるために奔走したヘレーネの関わりや、ゴッホの気持ちも音声ガイドを通して良く知ることができて、何度も足を運びました」
「短い画家生活の中で絵柄の変化などを感じられてゴッホの人生が垣間見えた気がしました」
「彼が天才肌ではなく努力の人で、作風をどんどん変えながら自ら求める絵画の世界にのめり込んでいくさまがよくわかりました」
「音声ガイドを聴いてるとゴッホが居る感じがしてリアルで良かった」
「浜辺美波さんのアンバサダーを切っ掛けに行ってみました。内容も充実していて本当に素晴らしかったです」

「会期末1週間前くらいには、チケットがほとんど完売になってしまい、観ることができませんでした。とても残念です」「ゴッホは行きたかったのに予約完売、当日券即完で参加出来ず、、、」「とても見にいきたかったけれど行けなかったのでまたぜひ開催するのを待ちたいと思う」「行きたかったのに気づいたら終わってて悲しかった」や「ゴッホ展は年明けから九州巡回があるのでその際に是非行きたい!!」「福岡は美術展も少ないので、東京等の情報を羨ましく思うばかり…ですが、「ゴッホ」が来る!楽しみです」など、行けなかった人や巡回展で行きたい人の声も複数ありました。
12月23日から2022年2月13日まで福岡市美術館で開催されています。

 

2 鳥獣戯画のすべて 東京国立博物館

もともと2020年夏に東京国立博物館で開催予定がコロナ禍で2021年春に延期。4月13日~5月30日の会期で始まりましたが、ゴールデンウィークを前にした4月25日から、緊急事態宣言などで5月一杯まで臨時休館。鳥獣戯画展もこのまま閉幕かとも思われましたが、6月1日~20日まで会期が延長されました。


「会期延長のおかげで観に行くことができました!」
「動くエスカレーターに乗って鑑賞という点が斬新」
「全巻展示が嬉しかったです!音声ガイドに画像が表示されたことに驚きました」
「今年は、予約制が多くてなかなか踏ん切りがつかなかったけれど、東博の『鳥獣戯画のすべて』に行かれて良かったです」
「本当に面白かった。動く廊下で観られるとか初の試みだったし、全てが見られて、途中抜け落ちているところとかいろいろ知らなかったこともわかった」
「本物の鳥獣戯画に感動!」
「延期になったときには非常に残念でしたが、開催することが出来て本当に良かったです。 甲乙丙丁揃って観れたことと、動く歩道で観賞したことが印象的でした」
「2回行きました! シンプルな線で描かれた動物達の今にも動き出しそうな生き生きとした描写にひきこまこれました。歩く歩道も、人が重なることなく見やすくてとてもよかったです!」
「鳥獣戯画の描かれた時代にあれだけリアルで活き活きとした表現が出来ていた事に本当に驚かされました。日本のディズニーと例えられる訳がよく分かりました」
「動く歩道っていう新しい見せ方でそれほど混雑せず見れたのがよかったです」
「よくぞ開催してくださいました。動く歩道でスムースに見られたのもよかったです。関係者の皆様、本当にありがとうございます」
「動く歩道は今年の一番印象的な展示でした。うさぎや蛙、猿たちが動き、物語として浮かび上がってきたので、これは新しい体験でした。美術の見方の面白みが深まった気がします」
「巻物見るには最適でした。博物館の皆さんは、大変だったと思います。ありがとうございました。堪能しました」
「予約を取るのが非常に大変でした。実物はもちろん感動しました。学生の娘に『私も行きたかったー』と羨ましがられました」
「絵巻を鑑賞するための動く歩道が快適でした」
「あまりに良くて2回いかれたのは、ラッキーだった。展示方法もよかった。図録を何回も見て今も楽しんでいる」
「とても観たくて楽しみにしてましたが予約後に開催延期になり悲しかったです。再度予約して観に行けてとても嬉しかったです。また観たいです」
「動く歩道形式の展示に度肝を抜かれつつ、絵巻の世界を隅々まで堪能しました」


「ハッと気づいたら4時間経っていました!」
「見方もとても工夫されゆっくり鑑賞することができとても良かった」
「コロナに振り回されたけど見ごたえがある」
「通しで一気に見られた感動は忘れられません」
「ウサギやカエルのいまにも動きそうな絵を実際に観れて嬉しかったです」
「全巻は圧倒的でした」
「学生時代授業で学んだ鳥獣戯画を見ました 展示方法も独特でしたがスゴク良かったです」
「動く歩道で見た鳥獣戯画は1番心に残ってます」
「動く歩道が衝撃だった」
「教科書でしか見たことのなかった鳥獣戯画の全てを見ることができて感激した」
「チケットを取るのにも中々大変でしたが、会場では配慮した環境でみれました」
「最高でした。あの動くエスカレーター、よくできていました。トーハク最高!!!」
「ゴールデンウィークにチケットを予約したのに、緊急事態宣言で行けず。 博物館再開後、なんとか行けました。 いろんな意味で思い出深い」
「ギリギリ見ることができました。歩く歩道が面白く躍動感がありました。私はカエルくんのファンになりました」

会期延長されましたが、チケットをとるのは難しかったので、行けなかった人もいたようです。「チケットさえ取れればそれほど並ばずに観れるので良かったです。人気のある展覧会は、チケットを取るのが大変ですが…」、「待ちに待っていましたがチケットが取れず行くことが叶いませんでした。また開催してほしいです」「鳥獣戯画みたかったーーー!」「すごく行きたかったのは鳥獣戯画展です」などの声も複数。

3 印象派・光の系譜 三菱一号館美術館


「コロナ禍で荒んだ心に潤いをもたらしてくれる貴重な時間でした。絵画の背景を読まずに自然体で浸れる風景画は至福の時間です。展示形態も最高でした」
「とにかく量がすごかったし、調和が取れていて素晴らしかった。 子供と見に行ったけれど、2時間信じられないほどの集中力でみていた」
「著名な画家の今まで画集や印刷物でも見たことのなかった素晴らしい絵に出会えて、感激しました。期待を上回る大金星でした」
「日本初上陸絵画を沢山堪能できたのはとても良かったです!一部撮影OKもあり、クリアに撮れたのでより思い出も残せました。額装もどれも素敵でした」
「何度も行きたくなるような空間で気持ちが浄化されました」
「モネの睡蓮を連作で見れるのが感慨深い、わかりやすい。印象派とは何かについて考えていたけれど、ひとつは画家の持つ目を楽しめること、そして抽象画へと繋がっていく系譜の一部であることがあるなと発見があって楽しかった。また、ユリィも見逃せない。誰にとっても新しい発見のある、提案しているそんな展示なのではないだろうか」


「久しぶりに海外から有名作品が来日したのを観て、とても楽しませてもらいました」
「本邦初来日の絵画が多く見ごたえがあった」
「これまで見た事のない作品が多く見応えがありました」

一躍注目のレッサー・ユリィにもコメント多数。

「レッサー・ユリーの作品に感動し震えました。印象派展以外の作品も見たくなった」
「レッサー・ユリィの絵画に心を打たれました」
「印象派・光の系譜展でのレッサー・ユリィとの出会い」
「 レッサー・ユリィを観ることができて、知ることができて良かった。 モネの連作「睡蓮」を睡蓮だけの展示室で観比べる事ができたのが、とても素晴らしい体験だった」
「ふらっと立ち寄ったのですが、どれも素敵な作品でした。特にユリィの《冬のベルリン》印象的でした。また、三菱一号館美術館の館内の雰囲気も素敵でした」
「レッサー・ユリィの絵に惚れ込みました」
「レッサー・ユリィを知れたことが大きい!大好きになりました」

「来週見に行く予定です。SNSでの評判も良いので非常に楽しみです」「印象派・光の系譜はハルカス美術館で行く予定」「来年早々に行く予定。大変楽しみにしている」「チケットをすぐにとりました。来週が楽しみで仕方ないです」との声も。2022年1月28日(金)~ 4月3日には大阪のあべのハルカス美術館にも巡回します。

次のページでは、4番目から10番目だった展覧会を紹介します。

31の展覧会一覧

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