【開幕】「ミュージアム コレクションⅢ 美術家たちの沿線物語 田園都市線・世田谷線篇」(世田谷美術館)

沿線をテーマにしたユニークな展覧会「ミュージアム コレクションⅢ 美術家たちの沿線物語 田園都市線・世田谷線篇」が、世田谷美術館で開幕した。
1907年に世田谷で最初に開通し、“玉電”の愛称で親しまれた玉川電気鉄道。現在は、渋谷から二子玉川に向かう東急田園都市線と、三軒茶屋から分岐し下高井戸へと至る東急世田谷線に、その名残をとどめている。本展は、この沿線ゆかりの美術家たちの作品を、エピソードとともに紹介する。
具体的には、三宿駅(当時)近くに画室「白田舎」を建てた日本画家・平福百穂、駒沢のアトリエ(建築家・菅原栄蔵が設計)に住んだ洋画家・向井潤吉、桜新町に千坪の農園を営んだ家具作家・林二郎らを取り上げた。文化人同士の交流など、沿線で織りなされた芸術家たちの物語もたどる。また、2004年に二子玉川付近の多摩川河川敷を舞台に制作された、宮本隆司の作品(写真右奥)もある。
2021年3月28日まで。

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