今を見つめる5作家を紹介 「光―呼吸 時をすくう5人」開幕(東京・原美術館)

「光—呼吸 時をすくう5人」展示風景

光―呼吸 時をすくう5人」が、原美術館で開幕した。先行きが不透明な中で自身の立ち位置から社会を省察し、見る人の心に深く語りかける5作家の作品を紹介する展覧会だ。
世界の情勢に翻弄され、日々のささやかな出来事や感情を記憶する間もなく過ぎ去ってしまいそうな2020年。今井智己、城戸保、佐藤時啓の写真を中心とする表現に加え、原美術館のコレクションから佐藤雅晴のアニメーションとリー・キットのインスタレーションを展示する。
表し方は異なるものの、そこにある時間や空間に光をあて、取り巻く社会の息づかいを「かたち」にし続けている5人。今井智己は、福島第一原発から30km圏内の数か所の山頂より原発建屋の方向にカメラを向けた『Semicircle Law』シリーズに加え、原美術館から同方角を捉えた新作を展示。佐藤時啓は同館と、2021年から原美術館ARCと改称して活動を続けていくハラ ミュージアム アークをモチーフにした作品を展示する。
本展はウェブサイトからの日時指定予約制。2021年1月11日まで。同館は、本展の会期終了をもって、拠点を群馬に移す。

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