大津絵の魅力に迫る 「もうひとつの江戸絵画 大津絵」開幕(東京ステーションギャラリー)

もうひとつの江戸絵画 大津絵」が東京ステーションギャラリーで開幕した。
大津絵とは、江戸時代初期から、東海道の宿場・大津周辺で量産された手軽な土産物。その美術的な価値を紹介する。
大津絵の展覧会は、博物館や資料館で開催されることが多く、美術館で開かれたことはほとんどなかった。それは、大津絵が主に歴史資料、民俗資料として扱われてきたためだった。今回、大津絵を「美術」としてとらえ直し、狩野派でも琳派でもなく、奇想の系譜や浮世絵でもない、もうひとつの江戸絵画としての大津絵の魅力に迫る。
大津絵は、浅井忠や柳宗悦ら当代きっての審美眼の持ち主たちが、その価値を認めた。本展は、文化勲章を受章した洋画家・小絲源太郎が秘蔵し、笠間日動美術館がまとめて収蔵しているコレクション35点を初公開するほか、日本各地および一部フランスからも借用して展示。名品ぞろいの大津絵約150点が並ぶ。会期中展示替えあり。11月8日まで。

直前の記事

新着情報一覧へ戻る