正倉院展 10月24日に奈良国立博物館で開幕

今年72回目を迎える「正倉院展」は、奈良国立博物館(奈良市)で10月24日から11月9日まで開かれる。同館が9月15日発表した。
毎年、天平文化を象徴する宝物が並ぶが、今年は、南方産の紫檀や黒檀など高級木材をふんだんに使った「紫檀槽琵琶(したんのそうのびわ)」や、白銅製の鏡で、背面に貝殻の破片や琥珀、トルコ石等により花びらや鳥の文様が表された「平螺鈿背円鏡(へいらでんはいのえんきょう)」など59件が公開される。日時指定の入場券は9月26日からプレイガイドなどで販売。詳細は同館ホームページで。

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正倉院展
2020年10月24日(土)~11月9日(月) 奈良国立博物館(奈良市)