特別展「工藝2020-自然と美のかたち―」 東京国立博物館表慶館で9月開幕

奥田小由女 海から天空へ 平成30年(2018) 個人蔵 【人形】樹脂、胡粉仕上げ、彩色

 

「東日本大震災の津波によって、海に流された多くの尊い命を

安らかに天空に誘いたいと願いながら制作した」奥田小由女

  

日本が世界に発信する現代の工芸作家の作品を一堂に集めた、特別展「工藝2020-自然と美のかたち―」が921日から東京上野の国立博物館表慶館で開催される。

日本の文化や工芸は、人間と自然は一つの生命であるという世界観を持ち、自然と調和した美の姿は世界から高い評価を得ている。それは長い歴史の中で、変化に富む地形や四季折々の気候など、豊かな風土に育まれて来たものと考えられる。今回の展覧会では人間国宝や日本芸術院会員から次世代を担う若手まで、伝統的な素材を活用して現代を表現する現役の作家82人が参加。陶磁、染織、漆工、金工、木竹工、人形、七宝・ガラス・截金といった素材の82件の作品が並ぶ。また、“建築界のノーベル賞”と称されるプリツカー賞を受賞した建築家・伊東豊雄によるデザイン性の高い展示空間も、工芸のもつ魅力と可能性を発信している。

 

特別展「工藝2020-自然と美のかたち―」

2020年9月21日(月・祝)~1115日(日) 東京国立博物館 表慶館

入場券は事前予約制

詳細は展覧会公式ホームページ

 

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