西洋の名画を堪能 「フランス絵画の精華」展 大阪市立美術館

ルネ・ユイグのまなざし
2020年5月26日(火)~8月16日(日) 大阪市立美術館(天王寺公園内)
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17世紀から3世紀にわたるフランス絵画の流れを国内外の名品約80点で紹介する「フランス絵画の精華」展が、大阪市立美術館(天王寺公園内)で開催されている。今年4月に開幕する予定だったが、新型コロナウイルス感染防止のために延期され、5月下旬に開幕。連日、待ち焦がれていたファンが訪れ、名画との対面を楽しんでいる。

フランス古典主義の巨匠クロード・ロランから、ルイ王朝の華麗なロココ美術を代表するヴァトー、フランス革命をはさんで活躍した女性画家エリザベト=ルイーズ・ヴィジェ・ルブラン、19世紀の新古典主義の巨匠アングル、印象派の誕生を導いたマネまで、フランス美術の代表的画家の作品がずらり並ぶ。
会場からは「ヨーロッパの美術館巡りが出来ない中、よい作品を鑑賞できた」という声も。ちょっとした海外旅行気分を楽しめるかもしれない。8月16日まで。