「奇才」展が開幕 江戸東京博物館

「奇才 江戸絵画の冒険者たち」展が2日、江戸東京博物館(東京都墨田区)で開幕した。近年人気の若冲、蘆雪、蕭白、国芳らをはじめ、江戸時代に新しい表現に取り組んだ東西の絵師35人の個性的な作品を集めた。
4月25日に開幕予定だったが、新型コロナウイルスの影響で同博物館が臨時休館に入ったため、38日遅れのスタートとなった。会期は6月21日(日)まで。

午前9時30分の開場とともに、検温を済ませたファンが次々と場内へ。都内在住の女性(29)は「会期末が迫って中止かな、と思っていたので、開催されてとてもうれしい。何か月も実物の絵を見られなかった分を、これから取り返します」と笑顔で話していた。同展に関する情報は公式サイトへ。