写真とファッションの関係とは? 「写真とファッション 90年代以降の関係性を探る」(東京都写真美術館)

展示風景 撮影:小山貢弘

1990年代以降の写真とファッションの関係に焦点を当てた展覧会「写真とファッション 90年代以降の関係性を探る」が、東京都写真美術館で開幕した。
写真は、ファッションが発展する過程において、衣服の魅力を伝える媒体として重要な役割を果たし、時には時代を象徴するイメージを生み出してきた。1990年代に入ると、ファッションの魅力を伝える役割にとどまらず、人々に訴えかけるイメージを作り出す写真家や、インディペンデントなスタンスで情報を発信するファッション誌が登場。そして、2000年代以降の写真とファッションの関係性は、インターネットの普及やSNSを通して、さらなる変化と進化を遂げている。
本展は、アンダース・エドストローム、髙橋恭司、エレン・フライス×前田征紀、PUGMENT、ホンマタカシ各氏の作品を通して、写真とファッションの関係性を探る。7月19日まで。

※新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、入場制限などを実施中