映画「プラド美術館」、7月24日に公開

世界最高峰の美術館のひとつされ、スペインの黄金期を今に伝える美の殿堂の全容に迫るドキュメンタリー映画、「プラド美術館 驚異のコレクション」が7月24日(金)から公開される。ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマ、新宿シネマカリテなど、全国順次ロードショーになる。
スペイン・マドリードにあるプラド美術館は2019年に開館200周年を迎えた。歴代の王室コレクションを展示しており、特に16・17世紀を頂点に、太陽の沈まぬ国とも呼ばれたスペイン王国では、圧倒的な経済力を背景に王族が優れた美術品を収集していた。近年は、年間300万人もの来館者を集め、世界で指折りの存在となった。日本でも2018年、プラド美術館展が東京と神戸で開催され、約45万人がその魅力を味わった。
映画では、オスカー俳優で、アートにも造詣の深いことで知られるジェレミー・アイアンズがナビゲーターを務める。同美術館の全面協力のもと、ベラスケス、ルーベンス、ゴヤ、エル・グレコなどの名作を案内していく。上映館など詳しくは公式サイトへ。