「法隆寺金堂壁画と百済観音」展は中止

東京国立博物館で当初、3月13日から5月10日の日程で開催が予定されていた特別展「法隆寺金堂壁画と百済観音」は、中止が決まった。主催者が10日、公式ホームページで発表した。

東京国立博物館は2月27日から臨時休館となり、以後、同展は開幕を遅らせて推移を見守っていた。主催者は「政府から緊急事態宣言が出されたため、当面は臨時休館が継続するため」と説明している。チケットの払い戻しは緊急事態宣言が解除され次第開始する、としている。詳しくは公式サイトへ。

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同展では法隆寺金堂壁画の優れた模写や、焼損後の現在の壁画、国宝・百済観音などを展示する予定で、注目を集めていた。