「エヴァ」など人気作集め、「MANGA都市TOKYO」が今夏、六本木に凱旋

展覧会のオリジナルキャラクター、「ヨリコ」のポスターと記念写真に納まる森川准教授(右)と、国立新美術館の逢坂恵理子館長

東京を舞台にしたマンガやアニメなどを集め、作品世界と世界有数の大都市との関係性を探る「MANGA都市TOKYO ~ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020~」が今夏、国立新美術館(東京・六本木)で開催される。一昨年、パリで開催され、高い評価を得た『MANGA⇔TOKYO』展の凱旋展示となる。会期は7月8日(水)から9月22日(火・祝)まで。

展示されるのは「ゴジラ」「新世紀エヴァンゲリオン」「AKIRA」「百日紅」「はいからさんが通る」「あしたのジョー」「君の名は。」「サクラ大戦」「こちら葛飾区亀有公園前派出所」など、90以上の人気タイトル。マンガ原画、アニメやゲームの制作資料、映像など500点以上が出展される。

また会場には、1000分の1の縮尺で再現された東京都心部の模型(幅17メートル、長さ22メートル)を設置。模型はおおよそ南が羽田、西が新宿、北が池袋、東が荒川の範囲となっており、その周りで東京を舞台とするアニメなどの映像が展開される。来場者は東京とこうした作品群との密接な関係を体験することができる。

26日の記者発表会に出席したゲストキュレーターの森川嘉一郎・明治大学国際日本学部准教授は「現代の東京は、キャラクターが街の至るところに進出して、現実が虚構の世界に浸食されている。今回の展示は、文化論だけでなく、都市論としても興味深い内容になるだろう」と話していた。

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