パリが愛した写真家 「何必館コレクション ロベール・ドアノー展」開幕(神奈川・そごう美術館)

撮影:阿部章仁

20世紀を代表する写真家ロベール・ドアノーの作品76点をオリジナルプリントで紹介する「何必館コレクション ロベール・ドアノー展」が1日、そごう美術館で開幕した。
パリの雑踏の中の恋人たちをとらえた《市役所前のキス》などの作品で知られるドアノー。パリ郊外に生まれたドアノーは石版画を学んだのち、18歳頃から本格的に写真に携わる。雑誌『ヴォーグ』や『ライフ』などの仕事を行う一方、パリの街をくまなく歩き回り、その日常をユーモアと愛情を持って写し出した。卓越した観察眼を通じてとらえられた写真は世界中の人を虜にしている。
本展は、カメラ=機械ではなく、あくまで人間を感じさせるドアノーの作品に焦点を当てた。「恋人」「子供達」「酒場」「街路」「芸術家」の5つのセクションに分けて展示するほか、「アトリエ・ロベール・ドアノー」を訪ねて撮影した写真、娘たちのインタビュー映像なども交え、ドアノーの世界を多角的に探る。3月15日まで。

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