自然と向き合い、自然をとらえる 「森田恒友展 自然と共に生きて行かう」開幕(埼玉県立近代美術館)

明治末から昭和初期にかけて活躍した画家・森田恒友の足跡をたどり、その魅力を紹介する「森田恒友展 自然と共に生きて行かう」が1日、埼玉県立近代美術館で開幕した。
洋画家として出発し、入学した東京美術学校で先輩となる青木繁から影響を受け、浪漫主義的な作品を描いた森田。卒業後は雑誌や新聞に挿絵や漫画を描くなど、多方面で活躍した。1914年にはヨーロッパに渡り、セザンヌに深く傾倒するが、翌年帰国して国内各地を旅したことによって、水墨表現が日本の風景に適していることを見出し、後半生には日本画を発表するようになった。
本展は、初公開を含む主要作品をはじめ、雑誌やスケッチブック、書簡、装幀本の資料を交えた約250点を展示。洋画と日本画の両方を手がけ、さまざまな作風を試み、自然やその地に暮らす人々を描き続けた森田の画業とその足跡を紹介する。3月22日まで。
※会期中一部展示替えあり

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