関東では20年ぶりの大規模個展 「青木野枝 霧と鉄と山と」開幕(東京・府中市美術館)

鉄を円や細片に溶断し、それらを場に合わせて組み上げる作品で知られる彫刻家・青木野枝の、関東では20年ぶりとなる大規模回顧展「青木野枝 霧と鉄と山と」が14日、府中市美術館で開幕した。
大気や水蒸気をモティーフに、万物がうつろいゆくなかの生命の尊さを表現し、彫刻家として人気を博す青木。その作品のほとんどが展示場所に合わせて作られ、展示が終わると解体される。青木は作って、置き、崩す、というプロセスを繰り返し、この循環と営みの中にこそ、自らの彫刻があると考え、実践している。
本展では、空間にあわせて構想した新作とともに、石膏を用いた「原形質」シリーズ、最初期の丸鋼で造形した彫刻など、青木野枝のエッセンスを集めた“ここでしか観ることのできない”作品を展示する。2020年3月1日まで。

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