京都で花開いた百花繚乱の世界 「円山応挙から近代京都画壇へ」開幕(京都国立近代美術館)

円山応挙から近代京都画壇へ」(京都国立近代美術館ほか主催)が2日、京都国立近代美術館で開幕した。
江戸時代中期に京都で始まった円山・四条派を通して近世から近代に至る画家たちの系譜をたどる大展覧会。様々な流派が花開いた18世紀の京都において、円山応挙は精緻に描いた写生画で人気を博し、円山派を形成した。また、与謝蕪村に学び応挙にも師事した呉春によって四条派が興り、写生画に瀟洒な情緒を加味した新たな画風を確立した。
本展は、応挙と呉春を起点として、長沢芦雪、岸駒(がんく)、幸野楳嶺(ばいれい)、竹内栖鳳、上村松園など、近世から近代へと引き継がれた画家たちの系譜を一挙にたどることで、日本美術史の中で重要な地位を占める円山・四条派の全貌に迫るとともに、京都画壇の様相の一端を明らかにするもの。また、自然、人物、動物といったテーマを設定することによって、その表現の特徴も丁寧に追う。12月15日まで。
会期中、前期後期で大幅な展示替えあり(前期:11月24日まで、後期:11月26日から)。

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