国芳の魅力再発見 「歌川国芳 ―父の画業と娘たち」開幕(東京・太田記念美術館)

幕末屈指の人気絵師であり、近年、奇想の画家としても人気の高い歌川国芳の画業の変遷を、時代背景とともに紹介する「歌川国芳 ―父の画業と娘たち」(太田記念美術館主催)が4日、太田記念美術館で開幕した。
水滸伝の豪傑や巨大な骸骨を描いた迫力あふれる武者絵や、西洋画の表現を取り入れた風景画、さらにはユーモアたっぷりな筆致で描いた戯画など、ありとあらゆる分野でその画力と発想力を発揮し、稀代の人気絵師であった歌川国芳。しかし、国芳に娘が2人いて、浮世絵師だったことはあまり知られていない。
本展は、国芳の代表作を含めた約80点の作品を年代順で紹介するとともに、残された数は少ないものの、芳鳥、芳女という画号で浮世絵を描く仕事をしていた2人の娘の画業についても紹介する。芳鳥、芳女が国芳作品の背景図案を手がけた作品=写真=も展示。10月27日まで。

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