サムライの様式美が集結! 「特別展 侍 ~もののふの美の系譜~」開幕(福岡市博物館)

11世紀から17世紀初頭の約600年間にわたる実戦のなかで進化を遂げた、刀剣や甲冑の様式美における歴史的変遷を、約150点の優品で紹介する「特別展 侍 ~もののふの美の系譜~」(福岡市博物館ほか主催)が福岡市博物館で開かれている。
平安時代に発生した侍(武士=もののふ)は、軍事的な力量をたくわえ、幕府を開き、公家に代わって長く日本の社会を構築する担い手となった。そして、戦闘を職能とする侍を象徴するのが、戦場における晴れ姿である甲冑と、その魂ともいわれる刀剣だ。
そんな武士が身にまとった甲冑・刀剣をはじめとする日本古来の武具は、単なる「戦いのための道具」の枠を越え、各時代における美術工芸品の粋であり、精神性を反映した美術品にまで昇華され、日本文化の象徴として、海外においても高い評価を得ている。
本展には、全国各地の有名神社、旧大名家、博物館、美術館から、足利尊氏、織田信長、伊達政宗、豊臣秀吉など名だたる武将ゆかりの刀剣や甲冑などが集結。展示品の約7割以上が国宝・重要文化財という豪華絢爛な展覧会だ。11月4日まで。

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