世界に愛されるコレクションが21年ぶりに来日 「オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」開幕(神奈川・横浜美術館)

パリ・オランジュリー美術館コレクションによる21年ぶりの展覧会「横浜美術館開館30周年記念 オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」(横浜美術館ほか主催)が21日、横浜美術館で開幕した。
パリのセーヌ川岸に建つ、オレンジ温室を改修した瀟洒な佇まいのオランジュリー美術館。20世紀初頭に気鋭の画商として、そしてコレクターとして活躍したポール・ギヨームが基礎を築いた同館所蔵の印象派とエコール・ド・パリの作品群は、フランス近代美術が花開いた重要な時期を代表するものとして有名だ。
本展は、同館が所蔵する146点の絵画群のうち、ルノワールをはじめモネ、マティス、ピカソなど、芸術の都パリで新しい絵画表現の探求に魂を捧げた13人に画家たちによる約70点が、21年ぶりにまとまって来日する貴重な機会となっている。
また本展では、画商としてのギヨームが、既に評価の定まった画家たちだけでなく、当時まだ無名であった若い作家たちも積極的に支援したその友情や、コレクションをめぐる物語、そして美術館設立の夢などにも注目する。2020年1月13日まで。