写楽、歌麿、北斎と競った男・歌川豊国 「生誕250年記念 歌川豊国 ―写楽を超えた男」開幕(東京・太田記念美術館)

近年大人気の絵師・歌川国芳、国貞の師匠であり、東洲斎写楽や喜多川歌麿、葛飾北斎と競った歌川豊国の魅力に迫る回顧展「生誕250年記念 歌川豊国 ―写楽を超えた男」(太田記念美術館主催)が3日、太田記念美術館で開幕した。
歌川派の開祖・豊春に入門し、写楽とは役者絵の分野で、歌麿とは美人画の分野で、そして読本や版本挿絵の世界では北斎と人気の上で互角に渡り合った豊国。さまざまなジャンルの第一線で作品を制作し続け、人気を博していた豊国のもとには、国芳や国貞などの才能あふれる若い絵師たちが集まり、歌川派は浮世絵の最大流派となっていった。しかしこれまで豊国にスポットを当てられた展覧会はほとんど開催されてこなかった。
本展は、出世作となった「役者舞台之姿絵」シリーズのほか、豊国の作品を広く紹介し、魅力と画業に迫る回顧展。9月29日まで。

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