日本近代絵画史上最高の天才画家・岸田劉生 「没後90年記念 岸田劉生展」開幕(東京ステーションギャラリー)

日本の近代美術の歴史において最も独創的な絵画の道を歩んだ孤高の天才画家・岸田劉生の芸術と人生を顕彰する「没後90年記念 岸田劉生展」(東京ステーションギャラリーほか主催)が31日、東京ステーションギャラリーで開幕した。
1891年に明治の先覚者・岸田吟香の四男として、東京・銀座で生まれた岸田劉生。20歳頃から画家の道を歩み始めると、ゴッホやミケランジェロ、デューラーなどの西洋美術から大きな影響を受け、油彩による写実的表現を突き詰めるとともに、素描や水彩画、そして日本画にも真剣に取り組んだ。
本展では、初期から晩年まで約150点もの作品を制作年代順に並べることで、道半ばの38歳という若さで客死した劉生の、変転を繰り返した画業、そして人生をたどる。劉生の代表作である娘・麗子を描いた《麗子像》も多数展示。10月20日まで。
※会期中一部展示替えあり

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