日本の現代美術における文学表現 「話しているのは誰? 現代美術に潜む文学」開幕(東京・国立新美術館)

文学をテーマに、国内外で活躍する日本の現代美術家6名によるグループ展「話しているのは誰? 現代美術に潜む文学」(国立新美術館主催)が28日、国立新美術館で開幕した。
参加するのは、1950年代から80年代生まれの6名の作家、北島敬三、小林エリカ、ミヤギフトシ、田村友一郎、豊嶋康子、山城知佳子。映像や写真を用いたインスタレーションをはじめ、多岐にわたる表現方法で活躍する彼らの共通点は、文学の要素を色濃く反映する作品を制作していること。文学はこれまでも、多くの芸術ジャンルと関わり、頻繁に援用されてきた。
小林エリカの新作インスタレーション《わたしのトーチ》では、原子爆弾の原料となるウランと、ベルリンと東京でのオリンピック聖火の足跡の物語をたどる。本展では、一般的な書物の形態としての文学作品だけではない、現代美術における文学の多様なあり方、表れ方に注目する。11月11日まで。

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