天才画家・カラヴァッジョ、その激動の人生とは 「カラヴァッジョ展」開幕(北海道立近代美術館)

16世紀末、ローマに現れた天才画家ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ。その芸術の輝きを紹介する「カラヴァッジョ展」(北海道立近代美術館ほか主催)が10日、北海道立近代美術館で開幕した。
圧倒的な描写力、強烈な明暗、観るものを引き込む生々しさで人々を惹きつけてやまないカラヴァッジョ。その作風は絵画の規範を打ち破り、17世紀バロック絵画の幕開けを告げる革命児となった。そんな彼が描いた絵画は、人々に衝撃を与え、熱狂させた。
絵画が型破りなら、その人生も型破り。名声が高まれば高まるほど素行は乱れ、ついには1606年に殺人を犯してしまう。ローマから逃亡した彼は放浪しつつ、数多くの傑作を生み出したが、1610年に熱病で倒れ、38歳の若さで人生の幕を閉じた。
本展では、現存作品がわずか60点ほどと言われ、その多くが祭壇画など移動不可能なものであるカラヴァッジョ作品の約10点(帰属作品を含む)が来日。また同時代の画家たちによる約40点の傑作・秀作も同時に公開し、天才の栄光と影の人生を紐解く。10月14日まで。
また本展は、名古屋市美術館(10月26日〜12月15日)、あべのハルカス美術館(12月26日〜2020年2月16日)に巡回予定。

※一部作品の到着遅延・展示開始時期等については、展覧会公式ホームページで告知予定。

直前の記事

造形学校「バウハウス」に”体験入学” 「きたれ、バウハウス -アート/デザインの原点-」開幕(新潟市美術館)

1919年にドイツの古都ヴァイマールで開校した造形学校「バウハウス」の、実験精神に満ち溢れた学びと実践に迫る「きたれ、バウハウス -アート/デザインの原点-」(新潟市美術館、バウハウス100周年委員会主催)が3日、新

続きを読む
新着情報一覧へ戻る