エッシャーが最も大きな影響を受けた画家 「メスキータ」開幕(東京ステーションギャラリー)

エッシャーの師である、オランダのアーティスト、サミュエル・イェスルン・デ・メスキータの日本初となる回顧展「メスキータ」(東京ステーションギャラリー主催)が6月29日、東京ステーションギャラリーで開幕した。
メスキータは、オランダでデザインや版画の指導者として教鞭をとるかたわら、さまざまな技法を用いて個性的な版画を数多く制作した。だまし絵で知られるエッシャーは、メスキータから最も大きな影響を受けた画家で、特にその初期作品は、メスキータの作品と著しく類似している。
その後メスキータは、ナチスによって家族もろとも連れ去られ全員強制収容所で亡くなってしまうが、アトリエに残された作品は、エッシャーや友人たちが命懸けで守った。
本展は、近年評価の機運が高まっているメスキータを、版画約180点と油彩、水彩などその他約60点と合わせて総数約240点の作品による5つの章分けで、本格的に紹介する日本初回顧展である。8月18日まで。

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