世界を魅了する華麗な色 「唐三彩 ―シルクロードの至宝」開幕(東京・出光美術館)

緑釉・褐釉・白釉(透明釉)が掛け分けられた、華麗な装飾が魅力的な唐三彩の名品を一同に展観する「唐三彩 ―シルクロードの至宝」(出光美術館ほか主催)が6月22日、出光美術館で開幕した。
20世紀初頭の中国、鉄道敷設工事中に偶然発見されその存在が知られるようになった唐三彩。唐三彩は唐時代の王侯貴族たちの墓を彩る副葬品であるとともに、シルクロードを通した東西文化交流を象徴する、胡人(ソグド人)やラクダといった異国情緒たっぷりな人物や動物の像など、国際色溢れる当時の雰囲気を私たちに教えてくれる。
本展では、厳選された出光コレクションの唐三彩から、当時の陶芸技術の粋をあつめた芸術品でもあり、まさに至宝と呼ぶにふさわしい作品を一堂に展観。さらには、中国の周辺やペルシア地方に誕生した独特の唐三彩や、唐の滅亡後におこった歴代の王朝(金~清時代)において、制作の伝統が守られながらも、新たに発展してきた多種多様な三彩スタイルの陶磁器もあわせて紹介する。8月25日まで。

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