25年の活動を振り返る最大規模個展 「塩田千春展:魂がふるえる」開幕(東京・森美術館)

ベルリンを拠点に、グローバルな活躍をする現代美術家・塩田千春の大規模個展「塩田千春展:魂がふるえる」(森美術館主催)が20日、森美術館で開幕した。
記憶、不安、夢、沈黙など、かたちの無いものを表現したパフォーマンスやインスタレーションで知られている塩田。しばしば個人的な体験を出発点にしながらも、その作品はアイデンティティ、境界、存在といった普遍的な概念を問うことで世界の幅広い人々を惹きつけてきた。なかでも黒や赤の糸を空間全体に張り巡らせた圧倒的なインスタレーションは、彼女の代表的なシリーズだ。
言葉にならない感情によって震えている心の動きを、他者にも伝えたいという作家の思いが込められた「魂がふるえる」という副題がつけられた本展では、大型インスタレーション作品6点を中心に、立体作品、パフォーマンス映像、舞台美術の関連資料などを加え、25年にわたる塩田の活動を総展示数113点で網羅的に振り返る。10月27日まで。

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