日本で最大規模の個展 「クリスチャン・ボルタンスキー – Lifetime」開幕(東京・国立新美術館)

フランスを代表する現代アーティスト、クリスチャン・ボルタンスキーの活動の全貌を紹介する大回顧展「クリスチャン・ボルタンスキー – Lifetime」(国立新美術館ほか主催)が12日、国立新美術館で開幕した。
ボルタンスキーは1960年代後半から短編フィルムを発表、1970年代には写真を積極的に用いて、自己や他者の記憶にまつわる作品を制作し、注目されるようになった。80年代に入ると、光を用いたインスタレーションで宗教的なテーマに取り組み、国際的な評価を獲得。その後も歴史や記憶、人間の存在の痕跡などをテーマに据え、世界中で作品を発表している。
本展は、自らを「空間のアーティスト」と呼ぶボルタンスキーの、初期から最新作に至るまでの50年にわたる様々な試み、多様な作品世界を振り返るだけでなく、肖像写真を再利用した祭壇をイメージさせる《モニュメント》、電球が消えていくインスタレーション《黄昏》など、作家自身が会場にあわせて作品を組み合わせ、一つのインスタレーションとして構成している。9月2日まで。
また本展は長崎県美術館(10月18日〜2020年1月5日)に巡回する。

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