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「みんなのミュシャ」展オフィシャルサポーターに千葉雄大さん、山田五郎さんが就任

オフィシャルサポーター就任会見で、メインビジュアルの「舞踏」のポーズをとる山田五郎さん(左)と千葉雄大さん(右)

7月13日からBunkamuraザ・ミュージアム(東京・渋谷)で開幕する「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへーー線の魔術」のオフィシャルサポーターに、俳優の千葉雄大さんと編集者・評論家として幅広く活躍する山田五郎さんが就任した。

展覧会の開幕に先立ち、64日に都内で行われた就任会見に、タキシード姿の千葉さんと山田さんが登場した。

 

 

音声ガイドのナレーターも務める千葉さんは、「ミュシャの魅力を多くの方に届けられるよう精一杯頑張ります」と意気込みを語った。

自身も絵を描くことが好きだという千葉さん。「自分がミュシャだったらどんな女性を描きたい?」という質問に、「内面に一物を抱えていそうな方」と話し、会場の笑いを誘った。

 

本展では、ミュシャにインスピレーションを与えた工芸や蔵書から、画家の代表作まで、さまざまな作品や資料を通してミュシャの画業に迫る。

千葉さん一押しの作品は「椿姫」。繊細な線描とパステルカラーがお気に入りだと話す。

アルフォンス・ミュシャ《椿姫》1896年 ミュシャ財団 ©Mucha Trust 2019

 

数々のミュシャ作品を見てきた山田さんのお気に入りは「ジスモンダ」。大女優サラ・ベルナールを美しく描きあげ、ミュシャをポスター画家として一躍有名にした本作には、「初期の作品にして、ミュシャのすべてがつまっている」と力説した。

アルフォンス・ミュシャ《ジスモンダ》1894年 カラーリトグラフ ミュシャ財団 ©Mucha Trust 2019

 

 

今回、過去に開催されたミュシャ展と大きく異なるのが、ミュシャから影響を受けて制作された後世の作品の紹介だ。

60-70年代の英米のロック・ミュージック、85年以降のアメリカン・コミック、日本の明治時代の文芸雑誌、現代のマンガーー ミュシャに影響を受けたメディアは多岐に渡る。

山田さんは、「1960年代の “いけいけ・どんどん”の風潮だった高度成長期から、オイルショックを経て、資本主義に反対する流れが生まれ、“自然なものへ帰ろう”という動きが出始めた70年代。この時代に、日本では女性向けの少女マンガが最盛期を迎え、山岸涼子さんをはじめとするミュシャから影響を受けた作品が多数生まれたことはとても興味深い」と分析する。

山岸涼子《真夏の夜の夢》「アラベスク」(『花とゆめ』1975年4月9号付録ポスター用イラスト)1975年 カラーインク・紙 ©山岸涼子

 

ミュシャからインスパイアされたさまざまな作品を通して、新たな「ミュシャ像」が発見できそうだ。

 

「みんなのミュシャ」展は、7月13日から9月29日まで。問い合わせはハローダイヤル(03-5777-8600)。

その後、下記の会場に巡回する。

■ 2019年10月12日(土) - 2020年1月13日(月・祝) 京都文化博物館

■ 2020年1月25日(土) - 4月12日(日) 札幌芸術の森美術館

■ 2020年4月25日(土) - 6月28日(日) 名古屋市美術館

■ 2020年7月11日(土) - 9月6日(日) 静岡県立美術館

■ 2020年9月19日(土) - 11月29日(日) 松本市美術館

 

 

【「みんなのミュシャ」オリジナルクリップボード プレゼント】

華やかなミュシャの作品が描かれた本展オリジナルクリップボード(非売品)を、美術展ナビ会員など読売IDをお持ちの方を対象に、抽選で40名様にプレゼントします。締め切りは、6月21日(金)。

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