最大級、最多作品が集結 「クリムト展 ウィーンと日本 1900」開幕(東京都美術館)

《女の三世代》グスタフ・クリムト 1905年 油彩、カンヴァス 171×171 cm ローマ国立近代美術館 Roma, Galleria Nazionale d’Arte Moderna e Contemporanea. Su concessione del Ministero per i Beni e le Attività Culturali

19世紀末ウィーンを代表する画家グスタフ・クリムトの没後100年を記念する「クリムト展 ウィーンと日本  1900」(東京都美術館ほか主催)が23日、東京都美術館で開幕した。
抜群のデッサン力から生み出される、華やかな装飾性と世紀末的な官能性をあわせもつ作品で知られるクリムト。今なお圧倒的な人気を誇るクリムトだが、「黄金様式」として知られる金箔を用いた作品だけでなく、風景画や、写実的な肖像画も描いていたことはあまり知られていないのではないだろうか。
本展では、初期の自然主義的な作品から、分離派結成後の黄金様式の時代の代表作、甘美な女性像や数多く手掛けた風景画まで、日本では過去最多となる25点以上の油彩画が展示される。またウィーンの分離派会館を飾る壁画の、精巧な複製による再現展示のほか、同時代のウィーンで活動した画家たちの作品、クリムトが影響を受けた日本の美術品などもあわせ、ウィーン世紀末美術の精華を紹介する。7月10日まで。
本展は、愛知県の豊田市美術館に巡回する(7月23日〜10月14日)。

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